『海洋天堂』: リー・リンチェイの父親や良し @レンタルDVD

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カンフーマスターのリー・リンチェイがフツーの父親を演じた父と息子の物語。
リー・リンチェイの父親振り、良いです、好いです、善いですよ。
物語は・・・

成人した自閉症の息子を抱える父親。
母親は昔、水難事故で亡くなった。
父親自身も末期癌で、余命は数ヶ月。
自分がいなくなっても、息子は生きていけるのか、心配・・・

父と息子が海で無理心中を図るところから映画は始まり、かなりショッキング。

とはいえ、その始まりも映像も、揺れる水を通して、かなり綺麗に撮っています。
この映画の特徴はその綺麗さにあります。

末期癌を患った父親が、息子不憫さに右往左往する姿は、もっと辛いものだろうと想像できるが、この映画ではそれほどのリアリズムは追究していません。

すべては、水に漂うがごとし。

冒頭の無理心中のシーンを筆頭に、息子が水族館の大水槽で魚たちと泳ぐシーンや、クライマックスの海亀に扮した父親と息子がイルカのプールで泳ぐシーンなど、透明感に溢れています。

その透明感がこの映画の持ち味なので、「世の中、そんな奇麗事じゃないよ」と思う向きにはお薦めしません。
父親、息子とも難病、というと近いところでは日本映画の『ちゃんと伝える』がありますが、あの映画のような思わせぶりはありません。

傑出した映画ではありませんが、佳作の部類といえますので、評価は★3つ半としておきます。

 

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2012年映画鑑賞記録

 新作:2012年度作品
  外国映画10本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)
  日本映画 8本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 0本)

 旧作:2012年以前の作品
  外国映画19本(うち劇場 0本)←カウントアップ
  日本映画 4本(うち劇場 2本)
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