『最強のふたり』: 互いに平等な関係が胸を打つ @ロードショウ・シネコン
2011年東京国際映画祭さくらグランプリを獲得したフランスのヒューマンドラマです。
首から下は全く動かない・無感覚の富豪の男性と、彼をひょんなことから介助することとなった貧困育ちの黒人青年。
そんなふたりの関係が「最強のふたり」。
いやぁ、面白かったです。
地位や考え方が違うふたりが反発しながら友情を深め合う。
そのさまを軽快なタッチで描いていくのが、心地いい。
ふたりの描き方が心地よいのは、根底に「ふたりは互いに平等」という考え方があるから。
「介護」ではなく「介助」。
互いが、互いを助け合い、あるときは貶しあったりもする。
へへへ、こんな映画観たことあるよねぇ。
アメリカ映画お得意のバディムーヴィ、相棒ものですね。
特に、アクションもののテイストに近くて、ウォルター・ヒル監督の『48時間』あたりを思い出しました。
あまりにも軽快に描かれているので、心に沁み入るのが薄くなったかも・・・
ということで、評価は4つとしておきます。
------------------
2012年映画鑑賞記録
新作:2012年度作品
外国映画39本(うちDVD、Webなどスクリーン以外16本)←カウントアップ
日本映画13本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 3本)
旧作:2012年以前の作品
外国映画24本(うち劇場 0本)
日本映画 7本(うち劇場 2本)
------------------
この記事へのコメント