『武士の献立』:刀と包丁の対比がもう少し強く出てれば・・ @ロードショウ・シネコン

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松竹のお正月映画『武士の献立』を公開初日の夕方に鑑賞しました。
『武士の家計簿』に続く、剣劇のない松竹時代劇の第2弾、ということで、期待はほどほど。
さて、映画。

江戸時代加賀藩で台所の御用を務めるお侍、ひと呼んで「包丁侍」。
舟木家は、その包丁侍として代々仕えるお家柄。
跡継ぎの長男が流行病でなくなったことから、次男がこの家を継がなければならないのだが、料理にいまひとつ身が入らない。
父・伝内は、料理に滅法強い、殿のお館さま付きの女中を、次男の嫁に迎えて、一人前の包丁侍に仕立てることとした・・・

とこれだけならば、前作『武士の家計簿』同様、江戸時代ホームドラマなのだが、今回は、殿の急死から藩内の政治が混乱・動乱した加賀騒動を持ち込んで、いささかドラマチックなところを目指したようす。

それが吉と出たか、凶と出たかは微妙なところ。

侍たちの胸騒ぎ、斬り合い噺が出たからには、ワンシーンぐらいは剣劇シーンも観たかった。
あれば、「刀」と「包丁」の対比も強まったことだろう。

倹約質素の『武士の家計簿』では画に描いた餅ならぬ、画に描いた鯛ぐらいしか豪華な料理は出なかったが、今回登場する加賀の饗応料理は目を見張る。
一の膳から七の膳まで、出てくる出てくる豪華な料理。
全部作ったとしたならば、途方もない製作費がかかったことだろう。

主演陣も上戸彩、高良健吾、西田敏行、余貴美子とバランスもよく、意外といっちゃ失礼かもしれないが、上戸彩がよかった。

評価としては★3つ半としておきます。



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2013年映画鑑賞記録

 新作:2013年度作品
  外国映画46本(うちDVD、Webなどスクリーン以外25本)
  日本映画26本(うちDVD、Webなどスクリーン以外 6本)←カウントアップ

 旧作:2013年以前の作品
  外国映画51本(うち劇場 2本)
  日本映画10本(うち劇場 1本)
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この記事へのコメント

jyamutomaruko
2013年12月22日 11:38
ふむふむ、今から見に行ってきます、あまり期待せずお正月の雰囲気を盛り上げるために、といった感じで楽しんできます。
上戸彩さんが良い・・・・ふむふむ。
りゃんひささん3つ半の評価は悪くないですね。
ぷ~太郎
2013年12月29日 00:37
期待していたのですが、う~ん・・・。加賀騒動の話を無理やりくっつけたような感じで違和感ありでした。側室との恋仲に話など、全くいらない。料理を通して藩の心が一体となったことを描きたいのはわかるけど、成功していませんね。ただ、上戸彩は適役でした。

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