『望郷』:とにかくラストの絶叫「ギャビー!」 @DVD・中古購入

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ある年代以上のひとにとってはお馴染みのジャン・ギャバン主演、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の1937年作品『望郷』をDVDで鑑賞しました。
「・・・お馴染みの」と書いたのは、かつてNHK教育テレビの「世界名作劇場」で繰り返して放送されていたものです。
かくいうりゃんひさも初見はその「世界名作劇場」。
劇場で観たことはありません。
今回の鑑賞は35年ぶりぐらいかしらん。
さて、映画。

舞台はアフリカ、仏領アルジェリアの街・カスバ。
迷路のようなその街に、本土フランスから大物犯罪者が流れてきて2年。
彼の名前は、ペペ・ル・モコ(ジャン・ギャバン)。
カスバでも犯罪稼業に手を染めているが、面倒見がよく、仲間から信頼されている。
警察は彼を逮捕しようとやっきになっているが、カスバの街では彼を捕まえることはできず、街の外へとおびき出さなければならない。
そんなとき、本土からの旅行者一団にギャビー(ミレーユ・バラン)という美女がいた。
捕物の最中にギャビーに出遭ったペペは、彼女にひと目惚れしてしまう。
というのも、彼女が漂わせる雰囲気は、本土フランス・パリの香りに他ならないから。
ペペの望郷の想いは募っていく・・・

とにかく、ラスト。
ペペが船上のギャビーに向かって叫ぶ名前が、汽笛によってかき消され、彼女に届かないシーンは脳裏に残っていて、りゃんひさの映画の原風景のひとつであります。

で、そこへいたるまでは、いま見返してみると、意外とつまらない。
警察がペペを罠にはめようと、面倒をみている若者ピエロをつかったエピソードなどは、罠としてはかなり穴があるのではないか、なんて思ってしまいました。

カスバの街はセットを組んで撮られたものですが、一部実景などを用いるとともに、ライティングを工夫してぎらつく陽射しを表現しています。

評価は★3つ半としておきます。



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2014年映画鑑賞記録

新作:2014年度作品:24本
 外国映画16本(うちDVDなど 3本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2014年以前の作品:78本
 外国映画61本(うち劇場 3本)←カウントアップ
 日本映画17本(うち劇場 3本)
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