『ママはレスリング・クイーン』:登場人物の描き分けもしっかりして愉しめる一篇 @DVD・レンタル

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昨年2014年夏に劇場公開された『ママはレスリング・クイーン』、DVDで鑑賞しました。
謳い文句は「昼はスーパーのレジ係 夜はプロレスラー!? アタシたちは、輝きを取り戻す!」。
もう若くはない女性たちが、がんばるハナシなのね。
さて、映画。

フランスの地方都市。
服役を終えたローズ(マリルー・ベリ)は里子に出された息子ミカエルと久々の再会を果たすが、ミカエルはローズに対して心を開いてくれない。
再会の場でミカエルの興味がプロレスにあると知ったローズは、就職先であるスーパーの同僚コレット(ナタリー・バイ)らを巻き込んで、プロレスに取り組むことにした・・・

というハナシ。

そんな無茶なぁ・・・と思ってしまえばそれまでのハナシなんだけれど、意外とうまくつくられている。

プロレスに参加する同僚たちがそれぞれ事情を抱えていて、サイドストーリーも充実している。

ローズについては先に記したとおりだけれど、服役していた理由が途中まで隠されており、ミカエルの心が離れていった理由も納得できる。

最年長のコレットはもう50歳。
ローティーンの息子もいるが、子どもたちも手が離れかけている。
順風満帆のようにみえるが、夫の浮気癖が治まらない・・・

色気たっぷりのジェシカ(オドレイ・フルーロ)は、まだ本当の愛に目覚めていない。
同じジムでボクシングをしている黒人男性に惚れるのだが・・・

肉屋のヴィヴィアン(コリンヌ・マシエロ)は、女だてらに大刀を振りかざして肉をぶった切るさまから、周囲から懼れられている。
見た目からヒール(悪役)決定なんだけれど、でも本心はそんなに悪いやつじゃない・・・

犯罪歴のあるシングルマザーという社会派の一面もあるし、なによりもそれぞれのキャラクターの描き分けもしっかりできている。

コーチ役に『アガサ・クリスティーの奥さまは名探偵』シリーズや『風にそよぐ草』『パリよ、永遠に』の名優アンドレ・デュソリエを配しているあたりも侮れない。

というわけで、なかなか愉しめましたので、評価は★★★☆(3つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:25本
 外国映画20本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2015年以前の作品:55本
 外国映画43本(うち劇場11本)←カウントアップ
 日本映画12本(うち劇場 3本)
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