『ダイバージェント』:とりあえず続編を期待、の長い長いイントロ @DVD・レンタル
もうすぐ続編が公開されるということなので、DVDでレンタルした近未来SF『ダイバージェント』。
最終戦戦争を潜り抜けた人類は、人々を「勇敢」「高潔」「平和」「無欲」「博学」の5つにカテゴライズして、秩序を保とうとしていた・・・というハナシは、ちょっと興味が惹かれました。
さて、映画。
その世界では、ひとは成人する際にテストを受け、5つのカテゴリのいずれかに属することを宣言する。
しかし、テストの際にいずれのカテゴリにも属さない(またはすべてのカテゴリの資質を有する)多様な人間(ダイバージェント)が存在することがわかっていた。
「無欲」に属する両親の娘ベアトリス(シェイリーン・ウッドリー)もそのひとりであった・・・
というハナシ。
まぁ、なんと古臭い管理社会映画だこと。
この手の映画は70年代にかなり作られたが、そのほとんどは、もっと荒廃した未来だった。
この映画では、生活そのものは荒廃していないが、その精神性はかなりヒドい。
先に挙げた5つに分類され、そこからふるい落とされる人間もいるという。
というか、そもそもこんな5分類で社会が成り立っているというのは、いかがなものか。
というぐらい、設定がお粗末。
なので、関心はどこにも属さないダイバージェントという存在、ということになるのだけど、どうもこの映画では、そこんところがあやしい。
「無欲」の両親から警察・軍隊に相当する「勇敢」を志す娘と、知識階級を志す「博学」の息子がいるのだが、映画は肉体勝負の娘の方ばかりを描いていく。
とにかくマッチョでなければいけないのだ。
うーむ、なんだろうか、この設定。
そのマッチョ世界を、どう見ても運動不得手のベアトリスが切り抜けていく過程に1時間以上の尺が割かれ、かなりウンザリ。
世界を掌握しようとする「博学」を志した息子の方が気になって仕方がなかった。
アクションも映像もかなり安手のプロダクションで、ホントに続編がつくられるのかしら、と疑ってしまうほど。
今回は、イントロ(それにしては130分と長尺)と割り切って、続編に期待することにします。
評価は★★(2つ)としておきます。
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2015年映画鑑賞記録
新作:2015年度作品:80本
外国映画59本(うちDVDなど11本)
日本映画21本(うちDVDなど 4本)
旧作:2015年以前の作品:107本
外国映画88本(うち劇場15本)←カウントアップ
日本映画19本(うち劇場 5本)
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