『ピッチ・パーフェクト』:音楽シーン以外はズンダラで退屈 @DVD・レンタル

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まもなく続編が公開される『ピッチ・パーフェクト』。
面白ければ、劇場に足を運ぼうかしらん、と1作目をDVDで鑑賞しました。
公開時のポスターデザインが、若い女性たちが立ち並んだデザインで、「ビッチ・パーフェクト・・・カンペキなビッチってなんだ?」と、思って端から無視していました。
(古いハナシで恐縮ですが、ジョディ・フォスター主演の『フォクシー・レディ』のような若い女性の生態映画かと誤解していました)
さて、映画。

西海岸で音楽業界に従事したいと考えているベッカ(アナ・ケンドリック)。
まずは大学へ進学しろ、との父親の忠告で、親が教授を務める大学へ進学した。
とにかく、一年は大学生としての生活を謳歌しろ、との親の忠告にも、やる気なし。
ふとしたキッカケで入ったのは女子アカペラクラブ。
いつまでも、古臭い楽曲とアレンジで全国大会に出場を目指すクラブであったが・・・

というハナシ。

ありゃ、自分でストーリーを書いていると、ちょっと面白そう。
でも、意外と面白くないんだなぁ、これが。

たぶん、アカペラクラブと主人公との関係があやふやだからだろう。

この手の映画では、パターンはふたつ考えられる。
ひとつは、既存の、固定観念に凝り固まった古臭い組織に、新しい考えの人物が入ってきて葛藤の上、成長・成功する。
もうひとつは、特に取り得もない寄せ集め集団が、自分たちの価値や素質を見出して、葛藤の上、成長・成功する。

この映画では、女子アカペラクラブの立ち位置がはっきりしない。
古臭い楽曲を連綿とやってきたといえばそうなのだけど、上級生たちはほとんど残っていない。
まぁ、クラブを牛耳る旧弊なリーダーだけは残っているのだけれど。

そして、新しく入ったメンバーたちは、どうも素質があるようにみえない。
ならば、後者のパターンかと思いきや、彼女たちの新しい素質は見出されない。

なので、中盤まで、すこぶるズンダラ。

全国大会の決勝までコマを進める彼女たちだけれど、その多くは相手の「失点」のよって勝ちを拾っている。
これは、この手の映画では、あまりほめられない。

なので、アカペラの音楽シーンは素晴らしいけれど、映画全体としては、少々取りこぼしが多く、いい点は差し上げられない。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。



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2015年映画鑑賞記録

新作:2015年度作品:89本
 外国映画65本(うちDVDなど12本)←カウントアップ
 日本映画25本(うちDVDなど 4本)

旧作:2015年以前の作品:111本
 外国映画91本(うち劇場15本)
 日本映画20本(うち劇場 5本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2015年10月26日 18:15
う~ん、期待して観たのだけれど、がっかりですね。こういう作品には、新鮮味はなくても主人公の成長によるカタルシスがほしいところ。
2015年10月26日 22:03
ぷ~太郎さん、コメントありがとう。
そうね、主人公があまり成長していないのが、この手の映画としては最大の欠点かもしれませんね。
続編もDVDで鑑賞、かな。

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