『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』:珍騒動の原因はアメリカン @DVD・レンタル

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2015年公開作品のDVDでの落穂拾いを再開。
1本目は『最後の1本 ペニス博物館の珍コレクション』。
再開1本目が、最後の1本とは、これ如何に。
前日に劇場で観たのが『リリーのすべて』で、あっ、なんだかヘンなつながり。
それはさておき、さて、映画。

アイスランドにあるチンを集めた珍博物館。
哺乳類のペニスを集めた個人所有の博物館なのだが、蒐集物に有らねばならないはずなのに足りないものがひとつある。
それはヒトのペニス。
さて、どうしたものか、と思案し、アイスランドで著名な冒険家に寄贈を持ちかけた。
冒険家は齢九十を越しているが、なんとか承諾してくれた。
と、そこへアメリカから横槍が。
オレのエルモ(本人がソレをこう呼んでいる)を展示してくれ、と。
件の老人のは死んでからちょん切るのだろうが、オレは生きているうちにちょん切る、飾られたところをみたいのだ、と。
うーむ、珍騒動が持ち上がってしまった・・・

というハナシ。
嘘のようなハナシだが、ドキュメンタリー。
フェイクドキュメンタリーではなく、れっきとした真実のハナシ。

世界にはいろんなことがあるものだ。

騒動そのものは、アメリカのエルモの宿り主が、自己顕示欲まるだしにして、館主に迫ってくるので、事態がややこしくなっただけのこと。
1日に3度も4度も電話やメールで、これこれこういう展示はどうかとかと、館主に迫るエルモの宿り主は、さながらストーカーのよう。
うーむ、アメリカン・マッチョって手におえない・・・

しかし、この騒動のなかでも得るところはあった。
館主がいう言葉が印象的だ。

「(ペニスであれ、なんであれ)知識を広めることは誇りに思う」
「ひとびとを挑発することで、価値観を変えていきたい」

もともと教師だった館主、なるほどである。

陰部として隠蔽するからややこしいわけで、
「複製・分裂・生殖などにより自己(もしくは自己と同じようなもの)を増殖させることができること(注)
は、生物として必須条件で、それを哺乳類は生殖により行っているのだから、その必要器官として、他の生物と並べて比べてみるのは、フツーのことなのだ。

(注):自身の『オートマタ』のレビューから引用

まぁ、この珍騒動、落ち着くべくところに落ち着いたので、まさに一件落着なんだけれど、それにしてもアメリカ人って余計なことばかりして事を荒げてくれるもんだ。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

<追記>
アイスランドではペニスに「法定の長さ」なるものがあって、それ以下だと離婚の理由になるらしい。
親指の幅5本分というのがそれなんだが、さてさて・・・



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2016年映画鑑賞記録

新作:2016年度作品:22本
 外国映画16本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 1本)

旧作:2016年以前の作品:17本
 外国映画15本(うち劇場 3本)←カウントアップ
 日本映画 2本(うち劇場 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2016年03月23日 15:55
旦那が公開時より興味深々だったので、今回DVDで一緒に観ました。なかなか面白かったですよ。世の中にはこういう所があるのか・・・。それにしてもアメリカ人とアイスランド人の違いが(極端な例かもしれませんが)興味深かったですね。ちなみに旦那は鑑賞後アイスランドに行きたがっています。

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