『ダーク・プレイス』:ミステリーよりも女性のドラマとして観ると妙味あり @DVD・レンタル

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昨年初夏に公開されたシャーリーズ・セロン主演『ダーク・プレイス』、DVDで鑑賞しました。
監督は『サラの鍵』のジル・パケ=ブランネール
原作は『ゴーン・ガール』のギリアン・フリンのベストセラー『冥闇』(未読)。
さて、映画。

米国カンザス州の田舎町。
ひとり暮らしのリビー・デイ(シャーリーズ・セロン)は、28年前の一家惨殺事件の唯一の生き残り。
事件では、母親とふたりの姉が殺され、リビーの証言により兄ベンが逮捕された。
その後、リビーは一般市民の寄付金で生活をしてきたが、それも底をつきかけていた。
ある日、事件に疑問を覚えた好事家たちのグループから、謝礼金を出すので集会に来てほしいと誘いを受けたリビーは、それまで封印していた事件の記憶と記録を掘り起こすことになった・・・

というハナシで、28年前の事件前後と、現在の調査過程が交互に描かれていきます。

事件の真相に辿り着くまでを丹念に描いたジル・パケ=ブランネール監督の演出はしっかりしており、それほど面白いハナシでないにもかかわらず、興味深く観ました。
内側にモヤモヤした蟠り(わだかまり)をリビーの心情をシャーリーズ・セロンから引き出し、事件が起こった1980年代の米国不況下の田舎町の様子などが丹念に描かれています。

その分ミステリーとしては、驚くべきところがほとんどない事件の真相にはやや拍子抜けもするのですが、女性のドラマ(リビーはもちろん、殺害されるリビーの母親のドラマ)という側面から観ると、これはこれでなかなか妙味のある映画でした。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:11本
 外国映画10本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 1本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:11本
 外国映画 9本(うち劇場鑑賞 3本)←カウントアップ
 日本映画 2本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2017年03月26日 18:46
大変おもしろそうなので期待大でしたが、ミステリーとしてはガッカリ度が高かったですね。これは米国農村部の不況下における実態を知らしめるのが本筋だったのかと思いましたね。
2017年03月27日 21:44
ぷ~太郎さん、コメントありがとうございました。
たしかにミステリーとしては一歩も二歩も足りませんが、ドラマとしては、そこそこ見応えはありましたが。

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