『モアナと伝説の海』:南国版『もののけ姫』になり損ねた作品 @DVD・レンタル

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今春ロードショウされた『モアナと伝説の海』、DVDで鑑賞しました。
ここのところプリンセスものアニメが少なかったディズニー。
久々のプリンセスものと期待したのですが・・・
さて、映画。

珊瑚礁に囲まれた南の島で暮らす少女モアナは部族長の娘。
島の生活は豊かだったが、ある時から自然恵みが乏しくなった。
珊瑚礁の外に興味を抱いていたモアナは、ある日、太古の船を見つけ、珊瑚礁の外へ漕ぎだしていく・・・

といったところから始まる物語で、島が不穏になったのは海の女神の魂が奪われたせいであり、魂を返しに行くという物語となっていく。

なるほど、冒険心旺盛な女の子のハナシ。
この手のハナシは嫌いじゃない。

けれど、なんだかヘンテコリンな感じ。
道中、大海原の孤島で出逢う半神半人のマウイ。
海の女王の魂を盗んだのは彼。
ありゃ、そんな彼と道中を共にするのかい。

なんやかんやあって、魂を失って暴れ狂っていた海の女神の元に魂が戻り、モアナの島も平和を取り戻すのだが、ありゃ、平和になったのに、島民たちは大海原へ出発するのかい。
さらに、物事の原因をつくったマウイも改心したようにはみえないし・・・

と冒険アドベンチャー描写だけ楽しんでいればいいのかもしれないが、肝心なところが明後日の方向にあるような感じでした。
南国版『もののけ姫』になり損ねた作品。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。


あわせて、同時収録の短編アニメ『インナー・ワーキング』のことも。

毎日毎日同じデスクワークをしている若い男の頭の中を描いたコメディで、ちょっとしたことで、最大不幸な情況を想像してしまうあたりが面白い。
そんな鬱々感から解放されれば、それはそれは楽しいよね。
インサイド・ヘッド』の短編版といったところか。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:68本
 外国映画51本(うちDVDなど10本)←カウントアップ
 日本映画17本(うちDVDなど 0本)

旧作:2017年以前の作品:50本
 外国映画42本(うち劇場鑑賞11本)
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 3本)
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この記事へのコメント

おすもうさん
2017年09月30日 00:17
この手の作品は、理屈をつけずにただ楽しんでいればいいのでは。突っ込み入れ出すとキリがないです。ジブリはいろいろ観てから考えるものがあるけど、今のディズニはね・・・。
2017年10月01日 14:57
おすもうさん、コメントありがとうございました。
ツッコミたくなってしまうのは、性分か、はたまた、ディズニーの少数民族意識してます的な胡散臭さか・・・

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