『LUCY/ルーシー』:突き抜けた帰結を迎えるB級アクション映画 @DVD・レンタル

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ビデオの日キャンペーン利用の旧作DVD鑑賞2作目は、2014年ロードショウの『LUCY/ルーシー』。
リュック・ベッソン監督・脚本、スカーレット・ヨハンソン主演作品。
リュック・ベッソンといえば、初期の『サブウェイ』や『グラン・ブルー』などの時期は「ちょっとカッコつけすぎでは・・・」と思っていて、それほど好きな監督ではありませんでした。
なので『レオン』はロードショウでは鑑賞しておらず、観たのはかなり経ってからの「完全版」でのDVD鑑賞。
ですが、『フィフス・エレメント』のあまりのバカらしさに、「ありゃ、このひと、根っからのB級映画志向なのではありますまいか」と感じ、それ以降は「りゅくべそーん」と呼んで、少しばかり敬愛している次第です。
前置きが長くなりましたが、さて、映画。

台北のホテルでコリアンマフィアの麻薬取引に巻き込まれてしまったルーシー(スカーレット・ヨハンソン)。
麻薬の密輸方法は、下腹部に合成麻薬を入れたビニール袋を入れるというもの。
無理やりに運び屋にされてしまったルーシーだが、下っ端構成員に暴力を受けたことで、下腹部のビニール袋が体内で破れてしまった。
多量に摂取された合成麻薬は、ルーシーの脳の眠れる部分を覚醒させ、ルーシーは途方もない力を得る・・・

というところから始まる物語で、スーパーヒロインになったルーシーがマフィア組織に復讐する・・・というのが大筋なのだけれど、ただのスーパーヒロインになるだけだと麻薬礼賛映画になってしまいかねない。

そこんところをこの映画では巧みに処理していて、覚醒した脳の働きはエスカレートにつぐエスカレートで、ルーシー自身の予想を超えたパワーを得ていき、最終的には観客の予想を遥かに超えた結果になる。

100%脳の機能が活性化すると、人間はもはや人間ではなく、スーパーパワーとしての「無」(というか空というか)の存在になってしまうのが興味深い。

この帰結、リュック・ベッソン(というか、りゅくべそーん、というか)の「B級映画志向」の突き抜けた感があって、憶えておくべき映画の1本になったと思います。

たぶん、10年後あたり、「映画通100人が選んだホントウにおもしろい映画」に選出されそうです。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2017年映画鑑賞記録

新作:2017年度作品:97本
 外国映画73本(うちDVDなど22本)
 日本映画24本(うちDVDなど 3本)

旧作:2017年以前の作品:65本
 外国映画57本(うち劇場鑑賞13本)←カウントアップ
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 3本)
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