『切り裂き魔ゴーレム』:凝った美術や撮影が見どころも、演出はまだるっこしい @DVD・レンタル

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毎年恒例の「未体験ゾーンの映画たち」。
上映後すぐにDVDになることが多いので、基本的には販促用の上映なのだろう。
さて、その中の1本『切り裂き魔ゴーレム』、DVDで鑑賞しました。
さて、映画。

19世紀のロンドン。
ゴーレムと名乗る連続殺人鬼が出没していた。
刃物を使っての切り裂き。
前任者から捜査を引き継いだキンデイル警部補(ビル・ナイ)は、別の事件で死亡した脚本家ジョン・クリー(サム・リード)が日記に殺人の美学を書きつづっていたことから、彼が犯人ではないかとアタリをつける。
そこで、クリー毒殺の罪で裁判中のクリーの妻リジー(オリヴィア・クック)に話を聞くと、ゴーレム事件の当日クリーは図書館へ出かけていたことが判明。
そこで、ゴーレムが書いたと思しき蔵書への書き込みを発見する。
当日、図書館を訪れた男性はクリーを含め4人。
他の3人がゴーレムかどうかを確かめようと聞き込みを始める・・・

といったところから始まる物語。

長々と導入部分を書いたのは、自分の記憶を呼び起こすためなのだが、導入部の演出がまだるっこしく、話がつかみきれないから。

特に、キンデイル警部補がリジーに聞き込みをする目的が、警部補の部下の警官が指摘するように「ゴーレム逮捕なのか、リジーを救うためなのか」がはっきりしない。
その上、容疑者に聞き込みをするたび、当人たちがゴーレムだったとしたら、このように犯行に及んだろうと、キンデイル警部補が想像するシーンも映像となって挿入され、観ている側としてかなり混乱する。

が、映画が進み、ゴーレムは、やはりクリーではないか・・・と目星が付く段になると面白さが増してきます。
犯人の動機が「名声欲」であり、それが皮肉な結末迎えるあたりは、なかなかよく出来ています。

美術や撮影が凝っており、湿った19世紀のロンドンが巧みに表現されています。

なお、巻末に故アラン・リックマンに献辞が捧げられるところをみると、当初、キンデイル警部補役は彼だったのでしょう。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:19本
 外国映画15本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ
 日本映画 4本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:8本
 外国映画 6本(うち劇場鑑賞 1本)
 日本映画 2本(うち劇場鑑賞 0本)
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