『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』: 底流に孤独感を抱く女性の物語 @DVD・レンタル

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クリステン・スチュワートが出演した映画をもう1本自宅鑑賞。
映画は『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』。
「CERTAIN WOMEN」(ある女性たち)という原題の、2016製作、日本未公開映画です。
さて、映画。

米国モンタナ州の小都市。
そこで、女性たちを中心にした3つの物語が綴られる。

ひとつは・・・

弁護士のローラ(ローラ・ダーン)は昼休み中に不倫相手と束の間の逢瀬に興じている。
彼女には、建築現場で転落事故に遭ったクライアントのフラー(ジャレッド・ハリス)がいる。
彼は、事後直後に雇い主から僅かばかりの金をもらって形の上では示談が成立している。
なので訴訟はできない、とローラは繰り返すのだが、フラーは納得しない・・・

ふたつめは・・・

新たな家を建てたいと思っている主婦ジーナ(ミシェル・ウィリアムズ)。
彼女の願いは、知人が所有する開拓時代の砂岩を使って、建てること。
夫との間は上手くいっていないし、娘との関係もよくない。
新しい家が建てられれば・・・

みっつめは・・・

冬の間だけ牧場で働く娘(リリー・グラッドストーン)。
彼女の毎日は、朝、柵を開けて馬を放牧することから始まる。
そんなある夜、近くの学校の教室に何人かが入っていくのを見て、入ってみた。
そこは学校法を習う夜間教室だった。
やって来た講師は、若い女性弁護士のエリザベス(クリステン・スチュワート)。
彼女は片道4時間かけて、週に2回通うことになったと語った・・・

いずれも根底に流れているのは、4人の女性の孤独。
どこか遣る瀬無い、為す術がないような孤独感。

それを、ケリー・ライヒャルト監督はモンタナの寒々とした風景の中で、淡々と演出してみせます。

なので、ストーリーを追うだけならば、退屈極まり映画かもしれません。

が、彼女たちの心情に、観ている側が少しでも寄り添えれば、秀作になります。

秀作です、と言い切れないのは、どうも各エピソードとも、なにかひとつ、観る側の理解の助けになるようなカットが不足しているようにも思えるから。
特に、ふたつめのエピソードがわかりづらく、個人的には散漫とも思えました。

個人的には、みっつめのエピソードの、牧場、夜間学校、ダイナー、帰り道の繰り返し演出に心惹かれました。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。
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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:39本
 外国映画31本(うちDVDなど 3本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2018年以前の作品:33本
 外国映画28本(うち劇場鑑賞 3本)←カウントアップ
 日本映画 5本(うち劇場鑑賞 1本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2018年07月25日 15:33
そうですね、秀作になりそこねた作品でした。三作品が互いに関連性がもっとあればよかったと思うし、各女性像をもっと深く掘り下げてほしかったです(特に第二話)。
2018年07月25日 21:58
ぷ~太郎さん、このような作品を「秀作!」といえないあたりが、一筋縄ではいかない筋金入りの映画好きなわけで・・・

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