『あなたの旅立ち、綴ります』:嫌味が足りず物足りない @DVD・レンタル
年末も押しつまってきての落穂ひろい的DVD鑑賞の続きです。
映画は『あなたの旅立ち、綴ります』。
先に観た『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』に続いて、アマンダ・セイフライド主演ですね。
さて、映画。
女性記者アン(アマンダ・セイフライド)の仕事は、お悔やみ記事を書くこと。
故人の近親者など周辺のひとに聞き込みをして記事を書いている。
ある日、彼女が書いた記事に感動した、ついては、生きているうちにわたしの記事の原稿を書いてくれ、とやって来たのはビジネスで成功した老女ハリエット(シャーリー・マクレーン)。
仕方なく聞き込み調査をすると、悪評ばかり・・・
というところから始まる物語で、監督は『隣人は静かに笑う』『プロフェシー』、テレビ『コールドケース』シリーズのマーク・ペリントン。
少々畑違いな印象で、映画の出来もいまひとつ。
こりゃ、相当な強欲婆さんが過去の悪行を悔いて残りの人生を改めるか、はたまた、因業婆の因業ぶりが実は周囲の人々にいい結果をもたらしていた(結局、最期まで婆の態度は改まらい)か、のまぁどちらかだろうなぁ、と予想していたけれど、どちらでもなかったです。
予想が外れたからというわけではないが、言っちゃ悪いが、これでは普通の婆さんで、スパイスが効いていない。
演じるのがシャーリー・マクレーンなのだから、相当悪く、そこまでやるか!ってぐらいでもキュートに見えるのに。
というわけで、いいハナシなんだけれど、あまり面白くない、というのが正直なところ。
評価は★★☆(2つ半)です。
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2018年映画鑑賞記録
新作:2018年度作品:85本
外国映画69本(うちDVDなど10本)←カウントアップ
日本映画16本(うちDVDなど 2本)
旧作:2018年以前の作品:83本
外国映画72本(うち劇場鑑賞18本)
日本映画11本(うち劇場鑑賞 4本)
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