『ラッキー』:画面左に消え、再び現れる陸ガメのハナシ @DVD・レンタル

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年末も押しつまって大晦日です。
昨日観たこの映画が今年の最終鑑賞作品です。
映画は『ラッキー』。
2017年に他界したハリー・ディーン・スタントンの遺作です。
さて、映画。

米国中西部。
90歳のひとり暮らしの老人(ハリー・ディーン・スタントン)、他人からは「ラッキー」と呼ばれている・・・

というところから始まる物語で、まぁ、枯淡の域に達したひとのペーソス溢れる物語。

特に大きな出来事は起こらない。
ぶっちゃけていうと、ラッキーも死なない。

しいて言えば、知り合いのハワード(デヴィッド・リンチ)が飼うルーズベルトという名前の陸ガメが画面の左に歩いて行って姿を消し、再び画面左から現れるだけの物語。

面白くない、といえば面白くないといえるが、面白いといえば面白い。

生きていること、死ぬこと、それらは物事(この映画では、よく"thing"と言われる)のひとつでしかない。
リアリスト(映画ではクロスワードのひとつとして登場する)として、現実的に対処・受け容れるしかない・・・と、まぁそんな感じ。

ちょっと違うかもしれないが、ハル・アシュビー監督の1979年作品『チャンス』の原題「BEING THERE」(だた、いること)を思い出しました。

あ、どうでもいいかもしれないのですが、この映画の主人公ラッキー、あと100年は生きるかもしれませんね。

評価は★★★★(4つ)です。

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2018年映画鑑賞記録

新作:2018年度作品:87本
 外国映画71本(うちDVDなど12本)←カウントアップ
 日本映画16本(うちDVDなど 2本)

旧作:2018年以前の作品:83本
 外国映画72本(うち劇場鑑賞18本)
 日本映画11本(うち劇場鑑賞 4本)
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  • ラッキー

    Excerpt: 神など信じずに生きてきた90歳のラッキーはアパートで一人暮らし。 目を覚まし、コーヒーを飲み、タバコをふかす。 いつものバーでブラッディ・マリアを飲み、馴染み客たちと過ごす。 そんな毎日の中でふと、人.. Weblog: 象のロケット racked: 2019-01-01 21:37