『トゥルーへの手紙』:戦争と平和と犬(とダーク・ボガード) @DVD

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2004年製作のドキュメンタリー映画『トゥルーへの手紙』、買い置きDVDで鑑賞しました。
ポスターやDVDパッケージにはタイトルにあるゴールデンレトリバー犬トゥルーのアップ写真が用いられているので、てっきり犬の映画かと思って、安価購入しておいたものです。
さて、映画。

カルヴァン・クラインなどで有名なファッション写真家ブルース・ウェーバー
彼は、いま十数匹の犬たちと暮らしている。
2001年9月11日に同時多発テロ事件が起こり暫く経ったいま、心に浮かぶよしなしごとを、その中の一匹トゥルーに対して書く手紙とこれまでに撮った写真や観た映画のことなどを交えて、一本の映画にしてみようと思った。
その映画は、犬たちと気楽に寝転がって観れる類のホームムーヴィ・・・

というところから始まるので、ブルース個人が感じたことが、うたかたよろしく浮かんでは消え、というように描かれていきます。

思い出す事柄は・・・
ダーク・ボガードのインタビューを撮影したときの思い出、
「ラッシー」や「リンチンチン」などの映画のこと、
『名犬ラッシー 家路』に出演したエリザベス・テイラーとの交流のこと、
ベトナムで散ったひとりの戦場写真家のこと、
独裁政権下から脱出した多数のハイチ難民のこと、
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの演説、

などなど、と犬に直接かかわるようなエピソードは少なく、「かわいい犬」目当ての当ては外れる。

ま、トゥルーへ向けて「こんなことがあったよ、あったね。でも幸せでいたいよね」と書く手紙なのだから、犬との幸せな思いでばかりを書くわけにはいかない、
それほどナルシシズムというわけではない。

最も興味深かったのはダーク・ボガードのこと。
彼のプライヴェート映像だけでも、必見の価値はあるでしょう。

評価は★★★☆(3つ半)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:26本
 外国映画26本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 0本(うちDVDなど 0本)

旧作:2019年以前の作品:40本
 外国映画32本(うち劇場鑑賞 7本)←カウントアップ
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 2本)
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