『スノー・ロワイヤル』:勝者は観客。早く笑った者勝ち @試写会

ひさしぶりの試写会。 映画はリーアム・ニーソン主演の『スノー・ロワイヤル』。 なんだか変なタイトルだけれど、雪国でのバトル・ロワイヤルの意味だろう。 原題は「COLD PURSUIT」、極寒の目的地。 さて、映画。 米国の雪深い町キーホー。 かつては小さな町だったが、最近はスキー客でにぎわっている。 除雪作業員ネル…
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『トニー滝谷』:15年ぶりに鑑賞しての新たな発見 @名画座・フィルム上映

村上春樹原作映画、名画座2本立てで『バーニング 劇場版』の前に観たのが市川準監督作品『トニー滝谷』。 2005年の初公開のときに観ているのですが、今回は近頃では珍しいフィルム上映なので、改めて鑑賞することにしました。 さて、映画。 トニー滝谷の名前は、本当にトニー滝谷だった・・・ とナレーション(西島秀俊)されるトニー(…
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『バーニング 劇場版』:補足(というか追記というか、妄想というか・・・) @名画座

名画座で観た『トニー滝谷』と『バーニング 劇場版』の村上春樹原作映画の2本立て。 本来ならば、『トニー滝谷』についてのレビューを書く順番なのだけれど、どうにも『バーニング 劇場版』のストーリーが気になって仕方がない。 なので、補足・追記のようなものを書きます。 ヘミが消失してしまった事柄についての真相は明らかにされないので…
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『バーニング 劇場版』:いくつか傑出したシーンはあるものの・・・ @名画座

久しぶりの名画座2本立て。 新作と旧作。 ともに村上春樹原作映画。 村上春樹作品の映画化は数が少なく、さらに観ているのは、大森一樹監督『風の歌を聴け』、今回カップリングの市川準監督『トニー滝谷』、松永大司監督『ハナレイ・ベイ』ぐらい。 今回鑑賞したのはイ・チャンドン監督『バーニング 劇場版』。 先に90分に短縮編集したテレ…
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『幸福なラザロ』:ただのイタリア農村リアリスモ映画ではない寓話映画 @ロードショウ・単館系

4月中旬から公開の『幸福なラザロ』、ロードショウで鑑賞しました。 ファーストランは5月末で終了のようで、この後、全国で公開されます。 さて、映画。 20世紀末と思われるイタリアの小さな村。 外界との交渉もなく、公爵夫人のもと、タバコ栽培を行っている。 ある日、公爵夫人と息子のタンクレディが村を訪れるが、タンクレディは田…
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『ルシアンの青春』:誰もがナチスに反旗を翻していたわけではない、苦い青春譚 @DVD

ルイ・マル監督の1973年作品『ルシアンの青春』、買い置きDVDで鑑賞しました。 ルイ・マル監督といえば、はじめて出逢ったのはモーリス・ロネ主演の『鬼火』。 その後、『プリティ・ベビー』や旧作『死刑台のエレベーター』『地下鉄のザジ』『アラモベイ』などを観、一筋縄でいかない、多彩なフィルモグラフィなのに、どこか近寄りがたい感じがす…
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『おとなの恋は、まわり道』:延々としゃべるだけの恋愛映画 @DVD・レンタル

昨年12月にロードショウされた『おとなの恋は、まわり道』、DVDで鑑賞しました。 主演はキアヌ・リーヴスとウィノナ・ライダー。 4度目の共演らしいが、先の3作って・・・? 気になったので調べてみると『50歳の恋愛白書』『スキャナー・ダークリー』『ドラキュラ』でした。 1992年製作のコッポラ監督『ドラキュラ』しか観ていない。…
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『ザ・バニシング 消失』:純正サイコパス映画とはこうういうもの @ロードショウ・単館系

ことし四月にロードショウ公開された80年代映画『ザ・バニシング 消失』、観れないかもと思っていましたが、意外にも、近くの映画館までやってきました。 1週間だけの上映なので、とにかく足を運びました。 さて、映画。 オランダから自動車でフランスに来たレックス(ジーン・ベルヴォーツ)とサスキア(ヨハンナ・テア・ステーゲ)のカップ…
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『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』:主役女優の魅力がタップリたっぷり @DVD

昨年公開された映画の落穂ひろい。 今回は『アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング』。 日本語吹替え版での鑑賞です、 なお、12月末公開なので、新作扱いです。 さて、映画。 高級コスメ会社の通販部門に勤めるレネー(エイミー・シューマー)。 通販部門といっても通販用サーバが置いてある倉庫のようなところで、男性社…
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『生きてるだけで、愛。』:殻も白身もない卵の黄身だけみたい @DVD・レンタル

昨年公開された映画の落穂ひろい。 今回は『生きてるだけで、愛。』。 あ、句点「。」が続いてしまう・・・ 気になる・・・ が、\(。』。)/ とでもしておきましょう。 原作は『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の本谷有希子。 さて、映画。 ひょんなことから同棲し始めた寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。 もう同棲し始め…
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『ビブリア古書堂の事件手帖』:過去の物語を映像化してみせる脚本には工夫がないかも @DVD・レンタル

昨年公開された映画の落穂ひろい。 今回は『ビブリア古書堂の事件手帖』をDVDで鑑賞しました。 同名小説のシリーズだそうで、たしか、書店の店頭でも見かけたことがありました。 さて、映画。 鎌倉の片隅、小さな食堂。 そこを営む老女(渡辺美佐子)がなくなった。 遺品を整理していた孫の大輔(野村周平)は、遺品の中から思い出の…
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『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』:倍賞と藤が紡ぐ極上な夫婦像だが @ロードショウ・シネコン

倍賞千恵子と藤竜也主演の『初恋 お父さん、チビがいなくなりました』、ロードショウで鑑賞しました。 で、気づいたのですが、なんと、これが今年(2019年、令和でなく)はじめて観る日本映画の新作。 うーむ、よっぽど食指が動かなかったのか・・・ さて、映画。 東京郊外に暮らす勝(藤竜也)と有喜子(倍賞千恵子)の武井夫婦。 連…
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『トゥルーへの手紙』:戦争と平和と犬(とダーク・ボガード) @DVD

2004年製作のドキュメンタリー映画『トゥルーへの手紙』、買い置きDVDで鑑賞しました。 ポスターやDVDパッケージにはタイトルにあるゴールデンレトリバー犬トゥルーのアップ写真が用いられているので、てっきり犬の映画かと思って、安価購入しておいたものです。 さて、映画。 カルヴァン・クラインなどで有名なファッション写真家ブル…
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『華麗なるヒコーキ野郎』:嗚呼、男って馬鹿だなぁ @DVD

ジョージ・ロイ・ヒル監督の1975年製作『華麗なるヒコーキ野郎』、DVDで鑑賞しました。 主演はロバート・レッドフォード。 とくれば『明日に向って撃て!』『スティング』をすぐに思い出すわけですが、この映画も両作品に並ぶ秀作・傑作です。 さて、映画。 1920年代のアメリカ。 ヒコーキ黎明期であり、第一次世界大戦の空の勇…
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<回想録>80年代 大阪の映画館 <新世界、トビタ、吹田>

回想録採録、今回は4本です。 大阪のコアな地域の映画館たち。 無くなったところも多々ありますが、現在もガンバっているところもあります。 なお、初出時から画像を変更しているものがあります。 <回想録>80年代の大阪の映画館のこと(新世界その1)(初出:2015/7/19(日)) 前回最後に「次回は、個性豊かな新世界の映画…
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『男たちの挽歌 II 』 英雄本色II:ご都合主義が勝ちすぎ で醒め醒め @DVD

ジョン・ウー監督『男たちの挽歌』の続編『男たちの挽歌 II 』、買い置きDVDで鑑賞しました。 前作と同じく香港盤での鑑賞です。 以前観たように思っていましたが、これはどうも観ていないようで・・・ さて、映画。 前作の最後で警察に自首したホー(ティ・ロン)。 服役中のさ中、警察からある取引を求められる。 それは、かつ…
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『デストラップ 死の罠』:面白い舞台劇を映画でみせてあげようという試み @DVD

シドニー・ルメット監督の1982年製作『デストラップ 死の罠』、DVDで鑑賞しました。 初公開時にも観ているのですが、以前購入したDVDでの鑑賞です。 さて、映画。 ミステリ専門の劇作家シドニー・ブリュール(マイケル・ケイン)の新作舞台は酷評の嵐。 かつてヒット作は出したが、その後はダメダメ作品連発のシドニーは、いまは妻…
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『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』:宮崎風、高畑風、大友風の三本オムニバス @DVD・レンタル

平成の落穂ひろいDVD鑑賞、日本映画に辿り着きました。 映画は『ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間』。 スタジオポノックスの新作。 ですが、短編3つのオムニバスです。 さて、映画。 一話目『カニーニとカニーノ』。 監督はポスト宮崎駿の『メアリと魔女の花』などの米林宏昌。 清流に暮らすサワガニを擬人化した物語で、ま…
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『名探偵ピカチュウ』日本語吹替版 :まずますの合格点のバディムーヴィの面白さ @ロードショウ

令和にはいって初の劇場鑑賞は『名探偵ピカチュウ』。 日本語吹替版での鑑賞です。 お子様向け映画ではありますまいか!なんて言わないでくださいね。 ま、それはそうなんですが・・・ さて、映画。 生命保険会社に勤める青年ティム(ジャスティス・スミス)。 幼い頃に別れ別れになった父親ハリーが事故で亡くなったとの報せを受けて、…
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『エンジェル、見えない恋人』 :IMAX3Dだったら、失神・悶絶観客続出 @DVD・レンタル

令和にはいってのDVDでの落穂拾い第2弾は『エンジェル、見えない恋人』、ベルギー産の幻想ファンタジー。 ファンタジーって「幻想」に決まってる・・・って、そういうことは言わないの。 さて、映画。 恋人のマジシャンの舞台助手をしているルイーズ(エリナ・レーヴェンソン)。 恋人の特技は瞬間移動・舞台からの消失技だけれど、ある日…
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『500ページの夢の束』 :感情や何やらに鈍感なのはスポックではないということ @DVD・レンタル

令和にはいっての初鑑賞はDVDでの落穂拾い。 ダコタ・ファニング主演の『500ページの夢の束』。 『I am Sam アイ・アム・サム』(2001年)の子役もことし25歳。 本作は2017年製作なので、撮影は22歳ぐらいということですね。 最近は、妹エル・ファニングの活躍が目立つので、どうしているのかしらん、と思っていました…
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『タリーと私の秘密の時間』 :世の夫・父親に向けたシニカルでリアルな母・妻についての映画 @DVD

平成→令和の改元期は昨年公開された映画の落穂拾い鑑賞です。 『旅猫リポート』に続いて鑑賞したのは『タリーと私の秘密の時間』。 シャーリーズ・セロン主演、監督はジェイソン・ライトマン。 さて、映画。 臨月間近の40代主婦マーロ(シャーリーズ・セロン)。 先に得たのは、女の子と男の子。 下の男の子は発達障害の傾向があり、…
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『旅猫リポート』 :ある種のファンタジー映画 @DVD・レンタル

元号が「令和」に改まりましたが、こういうときには「あけましておめでとうございます」とは言わないのですね。 誰も言ってないもの。 なら、「あらためておめでとうございます」が適切だろうかしらん・・・ などと、相も変わらずくだらないことを考えていますが、令和最初のレビューは昨秋ロードショウされた『旅猫リポート』。 観たのは平成期。…
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