『クレアのカメラ』:即興映画以上の評価は出来かねるなぁ @DVD・レンタル

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昨夏公開のホン・サンス監督作品『クレアのカメラ』、DVDで鑑賞しました。
ホン・サンス作品をはじめて観たのは『江原道の力』(『カンウォンドの恋』)だった。
なんだか取り留めのない茫洋(ボーヨーといった方が雰囲気が出る)とした映画だったが、妙に心惹かれるものがあった。
その後はあまり観ていない。
が、知らないうちに韓国映画の巨匠・名匠になっていた。
さて、映画。

ある年の映画祭開催中の南仏カンヌ。
ソ監督(チョン・ジニョン)の新作プロモーションに来ている映画会社の女社長ナム(チャン・ミヒ)と社員のマニ(キム・ミニ)。
マニは突然に社長から馘を言い渡される。
ソ監督に誘われて寝たことがバレたからだ。
失意のマニだったが、フランス人音楽教師のクレア(イザベル・ユペール)と知り合い・・

といったところから始まる物語で、ま、ハナシは他愛ない。

実際にカンヌ映画祭を訪れたホン・サンスが、同じく映画祭に来ていたイザベル・ユペールに出演オファーをして、同行していたキム・ミニを使って数日で撮りあげた即興映画ということで、それほど十分な準備もなく撮った感じ。
その割には観れるなぁとも思うが、そんな背景など知らなければ、やはり、即興速攻拙攻みたい。
とにかくフレームワークが拙すぎて、画角が決まらない。
引き気味で撮っていて、出演者の演技が進んでくると、ズームアップする、という繰り返し。
素人映画かしらん、としか思えなかった。

韓国人女性にフランス人女性が絡むのは悪くないが、ソ監督のキャラクターがあまりに幼稚すぎて、阿保かしらん、とも思ってしまう。
ひとひねりして、女性三人だけで映画を進めれば、もっと面白くなったと思うのだが、即興だったのでそれもいかず、といったところかしらん。

評価は★★(2つ)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:38本
 外国映画35本(うちDVDなど 3本)
 日本映画 3本(うちDVDなど 0本)

旧作:2019年以前の作品:53本
 外国映画40本(うち劇場鑑賞 8本)←カウントアップ
 日本映画13本(うち劇場鑑賞 3本)
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この記事へのコメント

おすもうさん
2019年07月31日 15:14
ちょっと期待したけど、ホントつまらなかった。イザベル・ユペールの無駄遣い。

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