妄想映画【シン・ゴジラ2 ゴジラの真実】

以前、『シン・ゴジラ』がテレビ放送されたときに気づいたことから妄想的続編のあらすじを考えたことがありましたが、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観ている際にも妄想が膨らんだので、加筆しての『シン・ゴジラ2 ゴジラの真実』。

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ゴジラ襲来後、首都機能は破壊され、首都は北海道に移されている。
ただし、リスク対策として、各省庁は各都市に分散している。
東京に残されているのは「ゴジラ管理庁(略称:ゴ管庁)」のみ。
日々、冷却管理をしているが、ある年、殺人的な猛暑により、冷却管理に不備が出てしまい、ゴジラが目覚めてしまう。
ただし、生命活動の兆候がみられるだけで、まだ、立って動くというような様子はない。

高度な日本の科学により管理可能と政府は発表するが、米国側は、かつてゴジラが東京を襲った際に提案した核攻撃を提案する。
この提案は、ゴジラを冷凍管理し始めた当初、日米安全保障の延長線上で締結された条約に基づいており、日本は拒否できない。

ゴジラがどのような活動を行った時点で、核攻撃が開始されるか、それだけが日本政府に残された交渉可能な条件であった。

米国との安全保障交渉の最中、奇妙な事件が発生していた。

太平洋の日本近海で新種の魚類が大量発生している。
ただし、その新種の魚類は、これまで生息していた魚類に若干の変化がみられるだけだったので、それほど大きな問題にはならなかった。

また、ゴジラの冷凍管理区域は南関東一円に広がっており、そこへの立ち入りは厳重に規制されていた。
が、監視カメラには人影らしきものが写っている。
調査隊が結成され、その実態が確認されるが、それはある種のミュータントともいえる人間だった。
その数は十数に及び、調査隊により捕縛、研究施設に送られるが、研究は進まず、そのうち、大半が突然死してしまう。

政府が米国との交渉を続け、ミュータントの研究も続けられる中、ゴジラの生命活動は活発となり、ゴジラは立ち上がり、第一声とともにあの熱放射が始まってしまう。

米国政府は問答無用な核攻撃を開始。
ついに、かつての首都東京は核の炎に包まれてしまう。

ゴジラも斃れる。
が、倒れながら変態を続け、次の形態で甦る。

その姿は、
大きな翼が生え、小さな手は退化し、首と尾は3つに分かれ、全身金色に輝いている・・・
(『シン・ゴジラ』劇中で、ゴジラがまだまだ進化するのでは?と指摘されている点、このまま進化して、翼が生え、空を飛ぶのではないか、を踏まえて)

その形態はもはやゴジラではなく、かつてキトラ古墳から発見された神獣に似ていることから「ギドラ」と呼ばれることになった。

翼をもったギドラは空中高く舞い上がり、太平洋を東へと進路を取り、米国西海岸に到達する・・・

この後は、米国政府がギドラ撃退のため、自国に核を落とすかどうかが中心となり、中国・ロシアの両国が米国に対して、核攻撃をしかけることを決断するのだが、ギドラは北米を離れ、北極圏付近へ飛び立ち、アラスカへ舞い降りる。
舞い降りたギドラは微動だもせず、次なる変態を始める。

三つの首、大きな翼はさらに枝分かれし、金色に輝く巨大樹木と化し、神話に出てきた「生命の樹」のようであった。

生命の樹と化したギドラは大量の花粉状のものを放出し、世界を覆い尽くすが、生命樹ギドラの足元には太古の生命が蘇ってくる。

そして、日本近海で大量発生した新種魚類も、ギドラ花粉を受け、また新たな生物へと進化する。
さらには、日本の研究施設に生き残っていたミュータントも、ギドラ花粉により進化を遂げる・・・

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というわけで、ゴジラは、生命の進化を促す魔法の箱。
地球における、誕生→滅亡→再生のサイクルを司る究極の生物だった。
『シン・ゴジラ2 ゴジラの真実』は「神・ゴジラ」であった。

昨年「特撮のDNA」でシン・ゴジラのしっぽの末端のオブジェが展示されていたが、そこでは、ゴジラのしっぽから人間が生まれるようにも見えたことを付け加えておきます。

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