『来る』:これが実は正月映画だったとは! @DVD・レンタル

来る.jpg

昨年12月公開の中島哲也監督最新作『来る』、DVDで鑑賞しました。
12月公開・・・ということは、お正月映画。
え、お正月映画!
お正月に「来る」のは年神様なのだが、この映画でやって来るのは「あれ」・・・
さて、映画。

秀樹(妻夫木聡)と香奈(黒木華)の若い夫婦には、子どもがひとり。
秀樹は幼いころ、仲の良かった女の子が神隠しにあった経験を持っている。
そんなある日、ふたりの周りで奇怪な現象が起こり始める。
秀樹は、知人の民族学者・津田(青木崇高)に相談すると、オカルトライターの野崎(岡田准一)と霊媒能力を持つ真琴(小松菜奈)がふたりに力を貸してくれることになった・・・

というところから始まる映画だが、ビリングトップの岡田准一が登場するのは40分以上経ってから。
とにかく、前半の若い夫婦の生活描写に飽きてしまう。
外面だけは良い夫とかのハナシは、何度も観たようなものなので、とにかく、「あれ」がどんどんやって来るところから始めてもいいぐらい。
ま、子どもの頃の神隠し話は「都市伝説」を形成する要素だから外せないけれども。

真琴を中心に、正体をみせない「あれ」との対決する中盤はそこそこ面白いが、未亡人となった香奈のエピソードなど、やっぱり不要。
襲われる側に何らかの事情のようなものがあって、それが「因果応報」というように不幸が訪れるのは、日本ホラーの欠点で、善良に暮らしていても突然恐怖がやって来る、っていうのほうが現代的だと思うのだが。

終盤は、本当に霊能力のある、真琴の姉・琴子(松たか子)が登場して、一大除霊イベントとなるけれど、ここまでくると馬鹿らしい。

134分の尺はとにかく長い。
90分ぐらいでまとめてほしいが、それだと監督のやりたいことの半分も描けないのかもね。

評価は★★☆(2つ半)です。

------------------
2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:50本
 外国映画44本(うちDVDなど 6本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 1本)←カウントアップ

旧作:2019年以前の作品:56本
 外国映画42本(うち劇場鑑賞10本)
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 3本)
------------------

この記事へのコメント