『THE GUILTY/ギルティ』:着想はよかったが、いま工夫が足りないかな @DVD・レンタル

ギルティ2019.jpg

ことし春先にロードショウされて話題だったデンマーク製サスペンス映画『THE GUILTY/ギルティ』、DVDで鑑賞しました。
最近、北欧ミステリーや北欧サスペンスの公開作品が増えていますね。
概ね、内容も水準以上の作品が多いようですが・・・
さて、映画。

デンマーク警察の緊急通報指令室で電話対応オペレーター勤務の警察官アスガー(ヤコブ・セーダーグレン)。
ある事件をきっかけにして現在の勤務に回されたが、勤務中に、車中からかけてきた女性の緊急電話を受ける。
彼女は何者かに拉致されている模様。
家には幼い子どもを残しているという・・・

といったところから始まる物語で、緊急通報指令室でのワンシチュエーションサスペンス。
製作サイドとしては、このシチュエーションを思いついたところで、やったな!と思ったのだろう。

事件がどうなるかのハラハラはそこそこあるが、途中、別の警官が電話をかけてきた女性の自宅に行くと、幼い男の子が死んでいると告げる。
残された女児に訊くと、別居している父親が「弟の部屋に入るな」と叱った上で、母親の髪の毛を掴んで連れ出したという・・・

といったあたりで、大体の事件の真相(ミステリーネタ)は、これまで多くのミステリーサスペンス系の映画やドラマを観てきていれば気づく。

なので、このネタをどう面白く魅せるか、というのが演出の工夫なのだけれど、残念ながら、主人公の顔のアップばかりで工夫がない。
指令室にも、その他にオペレーター警官やその他の警官がいるにもかかわらず、アスガーがひとりで事件を担当しなければならないような障害がない。
そのため、一本調子となってしまった。

着想はよかったが、いま工夫が足りないので、傑出した作品というところまではいかなかった。

タイトルにある「ギルティ」は主人公が抱える罪の意味だけれど、そこにドラマのキモを置くのは、個人的には「違うんじゃないか」とも思うのだけれども。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:85本
 外国映画65本(うちDVDなど12本)←カウントアップ
 日本映画20本(うちDVDなど 5本)

旧作:2019年以前の作品:77本
 外国映画52本(うち劇場鑑賞13本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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この記事へのコメント

2019年10月30日 20:17
観る者の想像力を試される作品で、めっちゃゾクゾクしましたわ~。
特に後半、先入観が根底からひっくり返されるあたりから、ドキドキしっぱなしで、緊迫感が半端なくて、面白かったです。

今作、ジェイク・ギレンホール主演で、ハリウッドリメイクが決定しているらしく、そちらも超楽しみです!!
りゃんひさ
2019年10月30日 22:07
トリトンさん

ハリウッドリメイク決定しているんですか。
ハリウッドらしい工夫に期待します。