『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』:ロシア発・土着民俗オカルトミステリー3部作の1 @DVD・レンタル

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今秋企画上映で公開されたロシア映画『魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち』、DVDで鑑賞しました。
ゴーゴリといえば、『外套』などのロシアの文豪。
だが、一篇も読んだことはない・・・
さて、映画。

19世紀のロシア、サンクトペテルブルグ。
司法書記官を務めるニコライ・ゴーゴリ(アレクサンドル・ペトロフ)は、実は、まだ駆け出しの作家。
糊口を凌ぐために現在の職に就いているのだが、時折、失神し、ある種の幻影をみることがあった。
そんなある日、とある事件で失神したゴーゴリがみた幻影から、腕利き探偵グロー(オレグ・メンシコフ)は事件の真相に辿り着き、それを契機にふたりはコンビで大きな事件を捜査することになった。
その事件は、ウクライナの小さな村で長年発生している、若い女性を狙った連続猟奇殺人事件・・・

といったところからはじまる物語で・・・ホームズ&ワトソンの時代から連綿と続く探偵バディ物語の一種。

だが、彼らが追う事件は、科学的には解明できないような不気味さがあり、犯人と思しき暗黒騎士はこの世の者ではないような・・・といった怪奇ムードもある。

で、ゴーゴリといえば、『外套』などのロシアの文豪だが、その小説は読んだことはないが、この名前を聞くと反射的に思い出すのは、映画『妖婆・死棺の呪い』(別題『魔女伝説・ヴィー』)。
ウクライナ地方の民間伝承を小説にした原作を基につくられたカルト映画。
おぉ、なるほど、ゴーゴリって、ほんとにそういう類のひと、民間伝承も集めていた、いわば民俗学者的な文学者だったのね。

それを主人公に・・・って、これは諸星大二郎の『妖怪ハンター』、稗田礼二郎シリーズに通じるものがあるのではないかしらん。
なので、とっても好きな部類の映画。

だが、黒騎士事件を追うグローとゴーゴリであったが、黒騎士の罠によりグローは途中で死んでしまう・・・
ええええ、これってバディミステリィじゃないの?
と思っていたら、そこで第1エピソード終了。
だが、尺の中程。

その後、新たな事件が起こり、ゴーゴリが解決するものの、その(いわゆる人間による)事件の背後にも黒騎士の存在が・・・
さらには、死んだはずのグローの姿も・・・
ってところで、「次回へ続く」。

ええええ。これ、完結する映画じゃないのかぁ・・・
たしかに、第2作、第3作もリリースされていた。
調べると、3部作のもよう。

ちょっと先が気になるので、これは観なければ。

なお、全体に暗いシーンが多いのと、あまり清潔感がないシーンが多いので、そこいらあたりは減点ですね。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:103本
 外国映画77本(うちDVDなど18本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど 9本)

旧作:2019年以前の作品:79本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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