『魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚』:『妖婆・死棺の呪い』! @DVD

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『魔界探偵ゴーゴリ』三部作の第2作『魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚』、DVDで鑑賞しました。
諸星大二郎の『妖怪ハンター』シリーズのロシア・ウクライナ版ともいえるこの映画、意外と好きです。
さて、映画。

ウクライナのとある村で、黒騎士による美女連続殺人事件の調査を継続しているゴーゴリ(アレクサンドル・ペトロフ)。
彼をこの地に招いた著名な探偵グローは、黒騎士の陰謀によって、すでにこの世にいない。
そんな彼のもとに届いたのは、若い娘の行方不明事件。
美しい娘が、羊飼いの青年に夕飯を届けたまま帰ってこないという・・・

というところから始まるのが、本作での第1の物語。
行方をくらました娘には、これまた美しい姉が居、身分の違う恋人がいるのだが、娘の父親からは身分違い、財産を用意しない限り、結婚は許さないと言われている。
そこを黒騎士の「魔」が付け込まれてしまう。
満月の夜に森の奥深くのせせらぎに生える真っ赤な血の花を摘み、乙女の血を捧げると、川底に沈んだ黄金を手に入れられるというのだ・・・

と、たぶん、血の花、黄金、乙女の血というあたりが土俗的な民話の部分で、そこへ「魔」という要素を上手く絡み合わせた感じで、このエピソードは悪くない。

続くエピソードは、日本タイトルの副題にあるとおり「妖怪ヴィー」の物語。

ヴィーとゴーゴリといえば、古い映画ファンには感涙ものの『妖婆・死棺の呪い』の物語。
あの映画では、まだまだ拙い特殊効果が、どこか大らかな民話感を出していたが、本作ではダークファンタジーまっしぐら。

黒騎士の犯行が祝日に行われることに、グローが残したメモにより気づいたゴーゴリ。
村の若い娘たちを、祝日の夜に一か所に集めて、警察によって保護すべし、と提案する。

が、標的となりそうな娘たちの家に、黒騎士の印が描かれる。
描いたのは何者か・・・

と調査すると、数年前、夫を亡くして未亡人となった女性が怪しいことに気づく。
しかし、その女は、流れ者の牧師によって殺されてしまう。
殺した男に言わせると、彼女は魔界の下僕であり、自分は魔界の王ヴィーを亡ぼすべく教会から使命を帯びている、と。
かくして、死んだ女を囮として、ヴィーを呼び寄せることとなる・・・

と、なるほど、『妖婆・死棺の呪い』のハナシはそう来ましたか、って感じ。

ま、黒騎士に狙われる若い女性たちのハナシといまいち噛み合っていない感じもするが、描写的にはラブクラフトを思わせるところもあり、これも悪くない。
とにかく、ヴィーが全身を表さずに、超巨大という設定が興味深い。

そして、最後にこのヴィーとの戦いでゴーゴリの命運も尽きようとするのだが、そもそも彼は赤子のときに死んだ状態で生まれていたことが、ここになって観客に告げられる・・・・

って、最終作に続く!

黒騎士の正体は? ゴーゴリの正体は? と謎を引っ張るので、最終作も観ます。
ま、黒騎士はドラ〇〇〇伯爵ってことになると思うのだけれどね。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:114本
 外国映画86本(うちDVDなど20本)←カウントアップ
 日本映画28本(うちDVDなど 9本)

旧作:2019年以前の作品:81本
 外国映画56本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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