『死霊のえじき』 :三部作でも、これはちょっと・・・ @DVD

先日観た『ゾンビ ディレクターズ・カット版』に続いて、ジョージ・A・ロメロ監督のリビングデッド初期三部作の最終編『死霊のえじき』をDVDで鑑賞しました。 初公開の時にも観ているので、これが二度目です。 さて、映画。 甦った死者たちが溢れかえった米国。 わずかに生き残った人々は、米軍の小さな基地シェルターで暮らしていた。 …
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『リチャード・ジュエル 』 :尊厳を取り戻したひとりの人間に対して @ロードショウ

クリント・イーストウッド監督最新作『リチャード・ジュエル』、ロードショウで鑑賞しました。 1930年5月生まれなので、ことし誕生日を迎えると90歳になるわけだが、近年ますます凄まじい勢いで監督をし続けている。 たぶん、現役では最も早撮り監督でしょう。 さて、映画。 1996年、米国アトランタ。 高齢の母とふたり暮らしの…
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『ゾンビ ディレクターズ・カット版』: 西部劇の砦ものの変型ではありますまいか @DVD

日本初公開復元版も全国公開中の『ゾンビ』。 その版は観ているし、昨年秋に友人と会った際、「いろいろ版のある『ゾンビ』でいちばんいのはどれ?」と訊いたところ、「やはり、ロメロのディレクターズカット版でしょう」との意見をいただきました。 ま、そもそも、『ゾンビ』は初公開の時にしか観ていないので、ならば・・・ということで観たのが今回。…
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『エマニュエル 愛欲のチベット』: あの主題曲も流れます @DVD

年が明けてからしばらく経ってから鑑賞したのですが、1本レビューをしていない作品がありました。 映画は『エマニュエル 愛欲のチベット』。 シルヴィア・クリステルの『エマニエル夫人』シリーズ晩年、90年代のテレビシリーズの1作目です。 さて、映画。 初老の男マリオ(ジョージ・レーゼンビー)は飛行機での移動中、若い女性(マルセ…
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『夜明け告げるルーのうた』: 湯浅政明監督のアニメ魂 @DVD・レンタル

新海誠作品に続いて鑑賞したのは湯浅政明監督の『夜明け告げるルーのうた』、2017製作の作品です。 鬼才と冠されることもある同監督の作品を観るのは、これがはじめて。 さて、映画。 人魚の言い伝えが残る寂れた漁港の町、日無町。 海岸際には舟屋が立ち並んでいる。 海に突き出した御陰岩という岬によって、内海は穏やかで、漁は内海…
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『ほしのこえ』『言の葉の庭』ほか: 新海誠監督の「雨」と「届かぬ想い」 @DVD・レンタル

新海誠監督の中編アニメをDVDで鑑賞。 『ラストレター』の謳い文句に「岩井俊二監督ほどロマンチックな監督は、ぼくは知らない-新海誠」とあったことから、つながり鑑賞とでも言いましょうか。 まずは 『ほしのこえ』 2002年製作の25分の作品。新海監督がPC1台で製作した自主製作作品。 2047年、異生命体・タルシアン攻…
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『ジョジョ・ラビット』: 如何にして真実から目を閉ざし、蒙昧になるか @ロードショウ

米国アカデミー賞でも話題の『ジョジョ・ラビット』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 第二次世界大戦末期のドイツ。 母親のロージー(スカーレット・ヨハンソン)とふたりで暮らす10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)。 彼のイマジナリーフレンドはアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ…
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『ラストレター』: 追記レビュー  @ロードショウ・シネコン

岩井俊二監督の新作『ラストレター』、先にレビューアップしていますが、書き足りないことがあるので、追記です。 この映画では、ロマンティシズムの奥底にある「うしろめたさ」を強く感じたわけですが、それ以外にも印象的なところがありました。 それは、死者に対する想い。 「私たちが想い続けている間は、美咲は生きているんでしょうね」…
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『ラストレター』:ロマンティシズムの奥底に横たわる「うしろめたさ」 @ロードショウ・シネコン

岩井俊二監督の新作『ラストレター』、ロードショウで鑑賞しました。 岩井監督作品って、そういえば『Love Letter』と『スワロウテイル』ぐらいしか観ていません。 珠玉のラブストーリー・・・というのが謳い文句ですが。 さて、映画。 40代半ばの主婦・裕里(松たか子)。 姉の未咲の葬儀のあと、彼女の娘・鮎美(広瀬すず)…
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『私の知らないわたしの素顔』:ヒネリの効いた女性サスペンス映画 @ロードショウ・単館系

ジュリエット・ビノシュ主演最新作『私の知らないわたしの素顔』、ロードショウで鑑賞しました。 ビノシュとは同年代。 気になる女優さんで演技派だとも思うのですが、個人的には、常に「がんばってます感」を感じるひとでもあります。 さて、映画。 ふたりの子どもを持つ50代のフランス文学教授のクレール(ジュリエット・ビノシュ)。 …
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『ディアトロフ・インシデント』:フェイクドキュメンタリー風のB級SFホラー @DVD

ことし最初の買い置きDVD鑑賞は2012年製作の『ディアトロフ・インシデント』です。 廉価にて購入していたもので、監督はレニー・ハーリン。 『ダイ・ハード2』『クリフハンガー』などのヒットメイカーでしたが、最近は・・・? さて、映画。 1959年、ウラル山脈で起こった「ディアトロフ峠事件」。 9人の登山グループ全員が不…
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『ダンス・ウィズ・ウルブズ』:初公開時以上に、いま観る価値の高い作品 @午前十時の映画祭

1990年度米国アカデミー賞作品賞ほか受賞の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、午前十時の映画祭で鑑賞しました。 初公開時にも観ているのですが、昨年『荒野の誓い』を観た際にこの映画のことを思い出し、それ以降、再度鑑賞したくなった作品です。 さて、映画。 1863年、米国は南北戦争の最中。 激戦地であるテネシー州セント・デービッ…
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『パラサイト 半地下の家族』:「なんじゃぁ。そりゃぁ」的なちゃぶ台返しをしたくなった一篇 @ロードショウ・シネコン

昨年のカンヌ映画祭での最優秀賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』、ロードショウで鑑賞しました。 監督はポン・ジュノ。 デビュー作『ほえる犬は噛まない』から『母なる証明』までは欠かさず観たが、どうにも好きになれない監督だなぁ・・・と思うことしきり。 さてさて・・・ ソウル(かどこかの大都市)に暮らすキム一家。 両親と…
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『2人のローマ教皇』:このふたりの人間 @限定上映・単館系

昨年末から限定上映されているNetflix作品『2人のローマ教皇』、ようやくつかまえることが出来て劇場で鑑賞しました。 前置きは、さて、映画。 タイトルに示される「2人のローマ教皇」とは、前ローマ教皇ベネディクト16世と現ローマ教皇フランシスコ教皇のこと。 ふたりの確執と、それぞれの過去、そして未来への物語が、ふたりの対話…
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『今日もどこかで馬は生まれる』:名前のある馬たちに対する責任とは @ロードショウ・単館系

昨年末から上映が開始されたドキュメンタリー映画『今日もどこかで馬は生まれる』、ロードショウで鑑賞しました。 定員100名に満たない小さな劇場で、朝1回だけの上映。 三連休を利用して出かけましたが、開場早々満席になりました。 早めに着いたので、ちょっと辺りをぶらぶら・・・と思ったのですが、止めてよかった。 さて、映画。 …
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『相棒シリーズ X DAY』:財政破綻、ありやなしや @テレビ・地上波

正月気分も抜けそうで抜けないときにテレビで放送されていた『相棒シリーズ X DAY』、劇場でも観たのですが、他に観るものもなし・・・ということでの鑑賞です(劇場鑑賞時のレビューはコチラ)。 さて、映画。 日本が財政破綻をした場合の金融封鎖にかかわるシミュレーションデータだったが原因だった殺人事件・・・ というのが大筋。…
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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』:戦下の生と(性と)死 @ロードショウ・単館系

ことし2本目の劇場鑑賞は『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。 2016年公開の『この世界の片隅に』の改訂増補版です。 原本のレビューはコチラから。 オリジナル作品では「戦争の「当事者」としての庶民」を強く意識しましたが、本作では・・・ さて、映画。 昭和19年、広島で暮らす19歳の浦野すず。 突然、見初めら…
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『だれもが愛しいチャンピオン』:『世界に一つだけの花』の歌詞を思い出しました @ロードショウ・単館系

年が改まって最初の劇場鑑賞は本国スペインでのナンバーワンヒット作品『だれもが愛しいチャンピオン』です。 前置きはなしで、さて、映画。 プロ・バスケットボールチームのサブコーチを務めるマルコ(ハビエル・グティエレス)。 トップコーチと対立して短気が故に退場をくらう。 やけ酒を呷(あお)っての飲酒運転、チームは解雇され、刑務…
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