『田園の守り人たち』 :1917 命をかけた田園 @DVD

田園の守り人たち.jpg

昨年夏公開のフランス映画『田園の守り人たち』、DVDで鑑賞しました。
1915年から1920年までの第一次世界大戦下のフランスの田園地帯を舞台にした物語。
さて、映画。

1915年、第一次世界大戦下のフランスの田園地帯。
農園を切り盛りする未亡人オルタンス(ナタリー・バイ)には3人の子供がいる。
息子ふたりを西部戦線に送り出し、娘ソランジュ(ローラ・スメット)は他家に嫁ぎ、彼女の夫も出征している。
働き手がないことから、オルタンスは孤児院育ちの若い娘フランシーヌ(イリス・ブリー)を雇い入れ、フランシーヌは一所懸命に働き、オルタンスの信頼も得始めた。
そんなとき、次男ジョルジュ(シリル・デクール)が前線から一時休暇で帰郷する。
懸命に働き、慎ましやかなフランシーヌにジョルジュは惹かれていくが・・・

といった物語で、戦闘シーンがほとんどない、銃後を描いた戦争映画。

フランシーヌを主人公とみれば、トマス・ハーディの『テス』にみられるような、身寄りのない美しい女性の悲運の物語のようだが、オルタンスが預かる農場のシーンにもかなりの比重が置かれているので、そういうメロドラマとは一概に言えない。

農場の物語とした場合、当時の生活の様子が丹念に描かれ、画面も美しく好感が持てるのですが、物語の核となる、農場主(持ち主)である長男の戦死後の描き方が軽く、ちょっと不満。
戦後、農場がどのようになったのか・・・

まぁ、メロドラマ的な物語と銃後の農場物語とのバランスが、個人的にはあまりうまくいっているとは感じず、どことなく隔靴掻痒の感もあります。

主に描かれるのは戦闘が激化した1917年頃のようすなので、『1917 命をかけた伝令』と併せて観ると興味深いですね。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 26本
 外国映画18本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 22本
 外国映画14本(うち劇場鑑賞 2本)←カウントアップ
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

じゃむとまるこ
2020年03月28日 22:13
これは、フランス映画ですね~。
フランスの女、フランスの母、フランスの息子・・・
母賛歌のようなところがあります。
りゃんひさ
2020年03月29日 14:55
じゃむとまるこさん

フランス映画らしい雰囲気の映画でした。ここのところ第一次世界大戦を題材にした映画が増えており、どことなく不穏な雰囲気も感じられるのですが・・・