『ブルーアワーにぶっ飛ばす』 :ルーツである故郷を肯定できないと、自分自身も肯定できない @DVD

ブルーアワーにぶっ飛ばす.jpg

昨年秋公開の日本映画『ブルーアワーにぶっ飛ばす』、DVDで鑑賞しました。
ここのところ活躍目覚ましい夏帆と『新聞記者』のシム・ウンギョンが共演の映画です。
さて、映画。

東京でCMディレクターをしている30歳の夕佳(夏帆)。
仕事もあり、順調のようにみえるが、実際のところは荒みまくり。
そんなある日、病気の祖母を見舞うため故郷の茨城に帰ることにしたが、とにかく故郷の茨城は大嫌い。
嫌で嫌で仕方がない。
中古の外車を買ったばかりの天真爛漫な親友・清浦(シム・ウンギョン)をお供にしての帰郷物語・・・

といったところから物語で、荒みまくり、かつ、故郷への嫌悪感まる出しの夏帆に、中年のオジサンながらも共感。

まぁ、田舎で暮らしたことがないけれども、ここに描かれた人々は好きになれない。
けれども、自分の生まれ育ったルーツとでもいうべきところを肯定できないと、自分自身も肯定できない。

そんなわかりきったことを、いまさながらに感じる作品。

タイトルの「ぶっ飛ばす」感があまり感じられないのは残念。
親友の正体は・・・というのは、この手の映画ではよくあるオチだが、このオチなればこそシム・ウンギョンの片言の日本語台詞もなるほどと思えます。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 27本
 外国映画19本(うちDVDなど 1本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 25本
 外国映画14本(うち劇場鑑賞 2本)
 日本映画11本(うち劇場鑑賞 0本)←カウントアップ
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この記事へのコメント

2020年03月25日 20:27
シム・ウンギョン見たさに見たけど、結構共感度が高くて切なかったなぁ~。
親友の正体は、確かに予測付いちゃったけど。(笑)
りゃんひさ
2020年03月25日 21:05
トリトンさん

あ、結構共感度が高かったですか。それはストレス過多かもしれませんね。
ぷ~太郎
2020年03月27日 01:19
なんとなく話のスジやオチは観る前から想像はついていました。嫌いも好きも全部ひっくるめて受け容れなければ、自分自身の真の確立もありえない。まあ、あの実家を肯定しろといわれても、そこで育っていない私は到底無理。でも、南果歩演じるお母さんの状況は、なんか切なかったです。
りゃんひさ
2020年03月27日 10:08
ぷ~太郎さん

>なんとなく話のスジやオチは観る前から想像はついていました。
スジやオチで観る類でない映画も多々ありますね。南果歩、すっかり年配のお母さん女優になった感じです。