『ニューヨーク 最高の訳あり物件』 :アメリカ女性とドイツ女性の価値観のぶつかり合いで笑わせるはずが・・・ @DVD

ニューヨーク最高の訳あり物件.jpg

昨夏公開の『ニューヨーク 最高の訳あり物件』、DVDで鑑賞しました。
監督は『ハンナ・アーレント』『生きうつしのプリマ』のマルガレーテ・フォン・トロッタ
一応、コメディ映画とのことだが・・・
さて、映画。

デザイナーデビュー目前のアラフォー女性ジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)。
夫のニックから一方的に離婚を告げられ、こともあろうに彼女が暮らすマンハッタンの高級アパートメントの所有権の半分をニックの前妻マリア(カッチャ・リーマン)に譲り渡してしまう。
ドイツで暮らしていたマリアが突然ジェイドの部屋に現れ・・・

といったところからはじまる物語で、たしかに設定はコメディ。
ふたりの価値観で、部屋の様子がとっかえひっかえされる様子などは、爆笑とまではいかないまでもコメディ。

だが、中盤、マリアの娘アントニア(ティンカ・フュアスト)が孫をつれて現れてからは、コメディ的要素はほとんど消え失せてしまいます。

マルガレーテ・フォン・トロッタ監督は、ドイツ女性とアメリカ女性の価値観の違いを笑いを交えて描こうとしたのだろうが、本質的にコメディは向いていなかったもよう。
その上、ジェイド役のイングリッド・ボルゾ・ベルダルがアメリカンな女性に見えないのが致命的で、ミスキャストとしか言えない。

70歳を越えた監督としてはチャレンジングな映画だったのだろうが、出来は凡作の域を出なかったですね。
オープニングタイトルは楽し気な映画だったんだけれども。

評価は★★★(3つ)としておきます。

------------------
2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 24本
 外国映画16本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 18本
 外国映画10本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画 8本(うち劇場鑑賞 0本)
------------------

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

2020年03月13日 12:39
こんにちは。
そうですね、確かにこの監督はコメディにはあまり向いていないのかもしれません。
でも、女性のちょっとしたあるあるについては上手に描けていたと思います。流石でした。
2020年03月13日 19:11
私も、想像したものとは違い、全く笑えませんでした。
元々が略奪婚だったから、奪う側が奪われる側になっただけ。
娘と・・・という心情も、全く理解出来なかった。
どの女性にも共感出来なかったし、とにかく面白くなかった。
りゃんひさ
2020年03月13日 22:05
ここなつさん

>女性のちょっとしたあるあるについては上手に描けていたと思います。
そこいらあたりをレビューに書けずに、今更ながら残念ですが、コメディとして撮らなければ、いい映画になったかもしれせんね。
りゃんひさ
2020年03月13日 22:09
トリトンさん

コメディ!って売っていましたものね。本質的にはコメディではないのに・・・
ぷ~太郎
2020年03月14日 21:43
ジェイド役の女優さんが、見た目にも演技的にも重く感じて、コメディとしては失敗作でした。いっそのこと、マリア側の心情をもっと書き込んで、シリアスな作品にした方がよかったのかも。
りゃんひさ
2020年03月14日 22:26
ぷ~太郎さん

たしかに、シリアス作品にした方がよかったかもしれません。夫など死んだことにして出さない方がよかったかも。