『サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所』 :LGBTQへの理解と支援を求める・・・的な @DVD

サタデーナイト・チャーチ.jpg

昨年2月にロードショウされた『サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所』、DVDで鑑賞しました。
DVDリリースも昨年夏ごろなので、少々時間が経っていますね。
さて、映画。

米国ニューヨークの下町に暮らす黒人少年のユリシーズ(ルカ・カイン)。
父親の死をきっかけに、母と弟の三人暮らしになったが、母親は昼夜掛け持ちで働かなければならないことから、叔母さんに家庭の面倒をみてもらうことになった。
年配の(といっても、まだ中年だが)叔母は価値観が古く、男はかくあるべき、という考えがあったが、ユリシーズは困ってしまう。
彼には、女性のように美しくありたいと願望があり、時折、母親のハイヒールを履いたりしていたからだ・・・

といったところからはじまる物語で、アカデミー賞を受賞した『ムーンライト』にも通じるLGBTQを扱った青春映画(LGBTQではなく、最近では、LGBTQではなく、SOGIといっているようですね)。

その後、物語は、ユリシーズはある夜、ストリートで出会ったトランスジェンダーのグループに誘われ、サタデーナイト・チャーチ(土曜の夜の教会。LGBTQを支援する活動を行っている)に行き、その自由な雰囲気から自己を見出し、解放していく・・・と物語は展開します。

LGBTQという題材を除けば、アイデンティティに目覚めるという主題は、青春映画としてはそれほど珍しくないが、サタデーナイト・チャーチに集まる面々にリアリティがあり、そのあたりはみるべきところがあります。

また、驚いたのはミュージカル仕立てだったことで、これは予期していませんでした。
とはいえ、ミュージカル的には、画面がスカスカっぽく(失礼)、ちょっと素人的な・・・って感じ。
ま、ドラマ部分も書き込みは浅く、撮影その他も、ちょっと素人的な・・・。

主人公以外にもうひとり、心情を掘り下げて描く相手役がいれば、もう少し興味深くなったように思うのだけれど。

「夢を歌う場所」という副題は、どうなのかしらん?
ミュージカル仕立てだから、そりゃ歌うけれど、別に、チャーチでは歌っていないからなぁ。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 33本
 外国映画25本(うちDVDなど 4本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 37本
 外国映画20本(うち劇場鑑賞 2本)←カウントアップ
 日本映画17本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2020年04月25日 18:32
そうですね、もう少し内容がある作品だと思っていました。その点ではガッカリですが、主人公の少年が細身で化粧映えするタイプだったので、もっと着飾ったところを見てみたかったですね。叔母さんが柴田理恵そっくりで、結構笑えました。
りゃんひさ
2020年04月25日 22:25
ぷ~太郎さん

そうですね。映画の志はよいものの、内容的にはいまいち・・・
叔母さん、たしかに柴田理恵そっくり!でしたね。
2020年04月26日 17:57
実際に、トランスジェンダーの俳優たちを起用していたらしいので、リアリティありましたね。
自分らしく生きることの大切さを、教えてくれる作品でした。
ユリシーズが、華奢で可愛くて、ラストで変貌を遂げた姿はおお!と驚きました。
りゃんひさ
2020年04月26日 23:39
トリトンさん

やはり、まわりの俳優さんは実際のトランスジェンダー俳優でしたのね。納得のリアリティでした。