『ジェイコブス・ラダー』 (2019) :タイトルのモチーフは雲散霧消のリメイク版 @DVD

ジェイコブスラダー2020.jpg

ことし年初に「未体験ゾーンの映画たち2020」でロードショウされた『ジェイコブス・ラダー』 、DVDで鑑賞しました。
1990年にティム・ロビンス主演、エイドリアン・ライン監督で製作された同名作品のリメイクです。
え? あの映画をリメイク? とオリジナル版を観たひとは思うはず。
さて、映画。

アフガニスタン戦争で兄アイザック(ジェシー・ウィリアムズ)を亡くしたジェイコブ・シンガー(マイケル・イーリー)。
自身は退役軍人病院で外科医として働いているが、ある日の手術中に兄の死の瞬間の幻覚を見る。
それは野戦病院に運ばれた兄の姿・・・
そして、その日、見知らぬ浮浪者がジェイコブに近づき、兄アイザックが実は生きていて、地下鉄脇のシェルターで暮らしていると案内される。
果たして、兄は生きており、しかしながら、強力で違法な精神安定薬HADを服用していることを知る。
が、同時にジェイコブも酷い幻覚を見るようになってしまう・・・

といったところからはじまる物語で、オリジナル版のベトナム戦争の設定はアフガニスタン戦争に置き換えられている。
強力で違法な精神安定薬がオリジナル版で登場したかどうか憶えていないが、そのようなドラッグが登場することで、戦争によるPTSDの物語はかなりリアリティがあるのかもしれない。
が、どことなくありきたり感はぬぐえない。

ジェイコブが見る幻覚には、悪魔的な形相の者が多々登場し、これはラストへ向けての伏線だな、とオリジナル版を観ている身としては思ったのですが・・・ええええええ! ラストが違う!

これには腰を抜かすほど驚きました。

聖書にある「ヤコブの梯子」(英語で、ジェイコブス・ラダー)のモチーフがきれいさっぱり消え失せてしまっています。
うーむ、これでリメイクする意義があったのかぁ?
ま、まともにリメイクしても、「これって『シックス・センス』のパクリだよね」と若い観客からは誹られかねないかもしれませんが・・・

なお、いまさらながらですが、『シックス・センス』は1999年の製作です。

評価はで★★☆(2つ半)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 36本
 外国映画28本(うちDVDなど 7本)←カウントアップ
 日本映画 8本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 48本
 外国映画28本(うち劇場鑑賞 2本)
 日本映画20本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2020年05月21日 15:57
ふ~ん、オリジナルがあったんですね。全く何も知らずにDVDを借りてきていました。で、何も知らないので、ラストもまあこんなもんだよねってな感じで、可でも不可でもなく、暇つぶしにはいいかなと思っていましたが、そうですか・・・。これはオリジナルも観なくてはなるますまいな。
りゃんひさ
2020年05月21日 16:27
>ぷ~太郎さん

是非とも、オリジナルを、お家でみてください。