『姿なき訪問者』:異星人だからといって侵略者とは限らない、という50年代SF @DVD

姿なき訪問者.jpg

すき間時間に買い置きDVDを鑑賞。タイトルは『姿なき訪問者』、1953年製作の日本劇場未公開作品です。
中古品を安価で見つけて購入しておいたものです。
さて、映画。

アラスカから米国西海岸に向けて未確認飛行物体が飛来。
米軍が捕捉するも、西海岸上空で失探、墜落したものと思われる。
折しも、失探地からほど近い田舎町で殺人事件が発生し、生き残った被害者の証言によると、ダイバースーツらしきものを着た人物だという。
しかし、ヘルメットの中に顔はなかった。
また、少し離れた場所でも同じような事件が発生、つづいて石油コンビナートで爆発事件が起きる。
一帯には電波障害も発生している・・・

といったところからはじまる映画で、侵略ものSFのような雰囲気だけれども、事件は先に挙げたものだけ。
警察一行が謎の人物を追うが・・・と展開し、中盤以降は、姿の見えない異星人がどこに潜んでいるか、捜し出せるのかというのが焦点。

50年代で侵略ものでないSFものは珍しく、製作・監督は名匠ビリー・ワイルダーの実兄W・リー・ワイルダー
ドイツからの亡命者ということを考えると、姿の見えない異星人の立場は、なかなか微妙。

異星人だからといって侵略者と思わないでね、ドイツ人だからといってナチスではないからね・・・って、そんな意味にも受け取れる。
地球の大気では呼吸も出来ず、元の星に戻ることすらできず、最期には素っ裸の正体を晒して、気化して消失してしまう・・・

『E.T.』は宇宙に戻れたので良かったが、地球人にスポイルされてしまった『地球に落ちて来た男』の宇宙人デイヴィッド・ボウイに通じるところがありやなしや。
とはいえ、安手のプロダクションで、あまり面白いわけではありません。

評価は★★(2つ)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 43本
 外国映画34本(うちDVDなど10本)
 日本映画 9本(うちDVDなど 0本)

旧作:2020年以前の作品: 57本
 外国映画36本(うち劇場鑑賞 2本)←カウントアップ
 日本映画21本(うち劇場鑑賞 0本)
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