『ミス・マープル 書斎の死体』『牧師館の殺人』:原作シリーズでの初期2作品です @DVD

1980年代に製作されたジョーン・ヒクソン版の『ミス・マープル』シリーズ。
先に『復讐の女神』について書きましたが、今回は2本。

ミスマープル書斎の死体.jpg

まずは『書斎の死体』。

ある朝、セント・メアリー・ミードに暮らす退役軍人のバントリー大佐夫妻屋敷の書斎に見知らぬの女性の死体が発見される。
バントリー夫人は、友人のミス・マープルに電話をかけて、調査の依頼する・・・

といったところから始まるミステリーで、原作の長編シリーズでは第2作目、ジョーン・ヒクソン版のドラマシリーズでは第1回作品に当たります。

ジョーン・ヒクソンの吹替は、おおよそ山岡久乃が担当しているのですが、この作品はオリジナルは1時間×3回の長尺のため、日本ではテレビ放映されていないことから、別の人が吹替をしています。
本編の尺は2時間半ほどで、全体的にゆったりとしたテンポですが、これぐらいゆったりとしている方が好ましいです。
登場する人物も多岐にわたり、事件も複雑なので、じっくり観ることが出来、堪能できました。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

ミスマープル牧師館の殺人.jpg

つづいて『牧師館の殺人』。

マープルが暮らすセント・メアリ・ミード村。
彼女の家近くの牧師館で村の名士プロズロー大佐が銃殺されているのが発見される。
しかも、マープルは事件の前後、牧師館へ出入りしている人々を庭の手入れをしながら見ているのだった・・・

といったところから始まるミステリーで、原作の長編シリーズでは第1作目、ジョーン・ヒクソン版のドラマシリーズでは第4回作品に当たります。

こちらの吹き替は山岡久乃が担当。
個人的には、彼女の声、怖くて、おっかないのだけれど・・・

1時間半ほどの尺なので、普通だったら退屈しない長さなのだけれど、なんだかキャスティング的に雰囲気が被る俳優さんが多くて困ってしまいました。
また、トリック的にも面白い部分が少なく、いちばん印象に残るのが、牧師館の女中だというあたりが、なんだかなぁです。
殺されるプロズロー大佐役は、『クレアモントホテル』『大列車強盗』などに出演のロバート・ラング

なお、IMDBで調べると尺は1時間42分、DVD収録は1時間33分なので、いくぶんカットされているのかもしれません。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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この記事へのコメント

ぷ~太郎
2020年08月11日 15:18
「牧師館の殺人」はトリックもつまらなく、どうしてマープルが解決の糸口を見つけたのかがわかりにくく、私もつまらない作品だと思います。「書斎の死体」の方がスジも複雑で、人の心理描写にもすぐれていて、作品的にも遥かに上ですね。個人的には、山岡久乃のよりもこの「書斎の死体」の吹替えの人の方がいい感じだと思います。山岡久乃だと、どうしても彼女の顔が浮かんできてしまいますからね。
りゃんひさ
2020年08月11日 22:52
>ぷ~太郎さん

シリーズ物は作品の出来にバラツキあるのは織り込み済みとして、続けて観ることにします。