『ファイナル・デッドコール』:オリジナルの良さは消失。『暗闇にベルが鳴る』リメイク版 @DVD

ファイナルデッドコール.jpg

2006年製作の日本劇場未公開サスペンスホラー『ファイナル・デッドコール』、DVDで鑑賞しました。
この作品は先日観た、1974年製作の『暗闇にベルが鳴る』のリメイク。
最初期発売のソフトには「暗闇にベルが鳴る」の副題が付いていたようです。
さて、映画。

クリスマスイヴの北米の田舎町、大学の女子寮に集う面々。
この女子寮には曰く因縁があり、15年前にこの家に暮らしていたビリーという少年が母親と継父を殺し、いまは精神病院に収容されているという。
曰くはさらに続き、ビリーには妹のアグネスがいるが、彼女はビリーと母親との近親相姦によって生まれた子どもである、と。
さて、多くの寄宿生も帰郷し、残されたのは6名ほど。
寄宿生のひとりクレアは、姉へのプレゼントを用意したまま、姿が見えなくなってしまった・・・

といったところから始まる物語で、冒頭でクレアは何者かに殺され、屋根裏部屋に安置される・・・といったあたりまでは、オリジナル『暗闇にベルが鳴る』に似ている。

が、その後、精神病院に収容されているビリーのエピソードがあり、彼は病院を脱走すると続き、過去の因縁話が展開されるのです。

あちゃぁ、オリジナルにあった犯人不明の魅力はほぼ消失。
クレアを殺したのはビリーじゃないことは明々白々なので、たぶん、アグネスだよね、と察しが付く。
この「犯人ふたり説」はオリジナルでは匂わすに留めていただけであったが、今回はあからさま。
残念は展開です。

ですので、もう専ら、だれがいつ、どういう風に殺されるかだけが興味の焦点。
でも、出演者のキャラクターが似たり寄ったりで面白味にも欠けます。
「恐怖の電話」も効果的でないし・・・と、二流以下のスラッシャー映画になってしまいました。

主演は『夕暮れにベルが鳴る』のリメイク『ストレンジャー・コール』のケイティ・キャシディ
彼女は『エルム街の悪夢』の2010年リメイク版にも出演していますね。
また、オリジナル版で終盤まで生き残っている女学生を演じたアンドレア・マーティンが寮母役で出演し、今回も終盤で殺されてしまいました。

やたらと長いエンドクレジットのオーケストラ音楽は聞きもの。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

------------------
2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 74本
 外国映画57本(うちDVDなど19本)
 日本映画17本(うちDVDなど 4本)

旧作:2020年以前の作品: 63本
 外国映画56本(うち劇場鑑賞 8本)←カウントアップ
 日本映画27本(うち劇場鑑賞 4本)
------------------

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント