『私のちいさなお葬式』:鯉と恋のバカンス、カウリスマキ風味カニカマ添え @DVD

私のちいさなお葬式.jpg

昨年末公開のロシア製コメディ映画『私のちいさなお葬式』、DVDで鑑賞しました。
前置きなしで、さて、映画。

ロシアの寒村でひとり暮らしをしている老女エレーナ(マリーナ・ニーヨロヴァ)。
貧しいながらも、それなりに幸せな生活を送っていたが、ある日、病院の検査で医師から、「心臓の具合がよくない。これでは、いつ死んでもおかしくない」と告げられてしまう。
すぐにでも死んでしまう、と思ったエレーナは、都会で暮らす息子には迷惑をかけたくない、葬式の準備は自分でする、と勇んでいくが・・・

といったところから始まる物語で、まずは埋葬許可書を得ようと戸籍所を訪れるが「死亡診断書がないとダメ」と断られ、ならば、診断書だ!と知り合いの医師に、自宅で死んだことになった診断書を書いてもらう・・・というような笑いが綴られていきます。

ちょっと、とぼけた味わいのある映画で、ひょんなことで手にいれた大きな鯉を飼いながら、亡夫との思い出曲(ロシア語で歌われる「恋のバカンス」!)を聞いたりと、どことなくアキ・カウリスマキを思わせるような演出もしている。
が、全体的にはまだるっこしく、もっと簡潔に描いてもいいのになぁ、と感じました。

舞台の地は明らかではないけれど、バルト三国に近いあたりではなかろうか、と推察。
というのも、隣人と食べるカニサラダのカニが、本物のカニではなく、タラでつくられたカニカマであることが話されるのですが、ヨーロッパにおけるカニカマ生産はエストニアかそこいらに拠点があったように聞いたことがあるので。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2020年映画鑑賞記録

新作:2020年度作品: 80本
 外国映画59本(うちDVDなど20本)←カウントアップ
 日本映画21本(うちDVDなど 4本)

旧作:2020年以前の作品: 68本
 外国映画59本(うち劇場鑑賞 8本)
 日本映画29本(うち劇場鑑賞 4本)
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この記事へのコメント

2020年11月07日 14:05
今作、めっちゃ悩みつつも劇場観賞スルーしたんですよね。
・・・正解だったかな。(笑)
りゃんひさ
2020年11月07日 14:31
>トリトンさん

トリトンさん向きではなかったと思います。
ぷ~太郎
2020年11月07日 23:51
もっとシリアスな映画かと思っていました。おとぼけ度も中途半端で、う~ん、アキ・カウリスマキの偉大さがよくわかった感じですかね。でも、日本人の知らない間にロシアで「恋のバカンス」がヒットしていたとは、これを知っただけでも観てよかったです。
りゃんひさ
2020年11月08日 11:36
>ぷ~太郎さん

比べると、アキ・カウリスマキの偉大さがよくわかりますね。