『痛くない死に方』:痛い死に方、痛くない死に方 @ロードショウ

このところ活躍が目立つ柄本佑主演の『痛くない死に方』、ロードショウで鑑賞しました。 在宅医療をテーマにした映画です。 前置きは短く、さて、映画。 在宅医療に従事する若手医師・河田(柄本佑)。 日々の仕事に追われ、妻との仲も崩壊寸前。 そもそも河田は、「開業医への近道」という理由から在宅医師を選んだのだが、同期の若手医師…
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『私は確信する』:スリリングな展開の果てに現れる裁判の本質 @ロードショウ

フランスで大きな注目を集めた未解決事件を元にした法廷映画『私は確信する』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 2009年、フランス国内メディアが大々的に取り上げていたヴィギエ事件の第一審が、確たる証拠がないことから被告である夫・ジャック無罪の判決が出た。 事件は、2000年2月に妻のスザンヌが、3人の…
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『すばらしき世界』:追記

西川美和監督の新作『すばらしき世界』、メインのレビューは先に記したとおりですが、もう少し付け加えてみようと思います。 この映画、山田洋次監督の『男はつらいよ』と類似・相似の人物配置と書きましたが、ひとつ、書き漏らしておりました。 『すばらしき世界』で九州に戻った三上をお相手するソープ嬢の名前。 「リリーさん」です。 『男…
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『すばらしき世界』:タイトルには「願い」が込められている @ロードショウ

『ゆれる』『永い言い訳』の西川美和監督最新作『すばらしき世界』、ロードショウで鑑賞しました。 これまでオリジナル脚本で長編映画を撮ってきた同監督ですが、今回は佐木隆三のノンフィクション小説『身分帳』を原案にして撮っています。 さて、映画。 殺人の罪で13年間、旭川刑務所に服役してきた三上正夫(役所広司)。 懲役10年の判…
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『ポルトガル、夏の終わり』:ほかのひとの人生は、自分の人生の埒外にある @DVD

昨年8月公開のフランス・ポルトガル合作映画『ポルトガル、夏の終わり』、DVDで鑑賞しました。 原題は「FRANKIE」、主演のイザベル・ユペールが演じる女優の名前です。 さて、映画。 ヨーロッパの大女優フランキー(イザベル・ユペール)。 ある夏の終わりに、ポルトガルの避暑地シントラを家族とともに訪れていた。 別れた夫と…
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『再会の夏』:ストーリーは悪くないが、語り口がいまひとつ @DVD

2019年年末公開のフランス・ベルギー合作映画『再会の夏』、DVDで鑑賞しました。 監督・脚本はジャン・ベッケル。 フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの旗手でサスペンス映画の巨匠ジャック・ベッケルの息子。 過去に『クリクリのいた夏』などを監督していますね。 さて、映画。 第一次世界大戦終戦直後、1919年の夏。 フランス…
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『一度も撃ってません』:映画は「ごっこ」「真似っこ遊び」とはいうものの・・・ @DVD

昨年7月公開の『一度も撃ってません』、DVDで鑑賞しました。 脚本・丸山昇一、監督・阪本順治のコンビ。 魅力的な組み合わせなんだけれど、純然たるクライムムーヴィではなく、コメディ。 うーむ、のコメディ? 余談ですが、 「阪本順治もそうだけれど、井筒もコメディ、あまり上手くないんだよなぁ」とコボしたのは、『ビッグ・ショー! …
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『ヤクザと家族 The Family』:力作だが、終盤、ヒロイックに流れすぎだなぁ @ロードショウ

『新聞記者』で勇躍の藤井道人監督の新作『ヤクザと家族 The Family』、ロードショウで鑑賞しました。 前置きなしで、さて、映画。 1999年。両親を亡くして、荒れた生活を送る二十歳そこそこの若者・賢治(綾野剛)。 先ごろ死んだ父親は覚せい剤使用の果て、頼りの薬を得られなくなっての自殺だった。 それからすぐのある日、…
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『チャイルド・イン・タイム』:悲劇に見舞われた夫婦を描いた、まだるっこしい映画 @DVD

昨年末にリリースされたベネディクト・カンバーバッチ主演『チャイルド・イン・タイム』、DVDで鑑賞しました。 2017年BBC製作のテレビムーヴィで、日本では昨年2月に有料チャンネルで放映されたようです。 さて、映画。 妻と娘との三人暮らしをしている児童文学作家のスティーヴ(ベネディクト・カンバーバッチ)。 娘・ケイトを連…
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『チア・アップ!』:手堅い面白さのシニアコメディ @DVD

昨年7月公開のダイアン・キートン主演『チア・アップ!』、DVDで鑑賞しました。 『アニー・ホール』の都会派女優も、もう70歳過ぎ。 時の経つのは早いもので・・・ さて、映画。 残された人生をゆっくり過ごすためリタイアした人々が暮らすシニアタウンに越してきたマーサ(ダイアン・キートン)。 この町では、誰もがどこかのシニア…
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