『スウォーズマン 剣士列伝』:キン・フー降板も納得のツイ・ハーク色満載 @DVD

スウォーズマン.jpg

旧作DVD鑑賞月間のようになっている今月ですが、続いて鑑賞したのは『スウォーズマン 剣士列伝』。
1990年製作の香港映画。
以前、中古安価購入していた香港盤での鑑賞です。
香港盤ですが、日本語メニューも日本語字幕も入っています。
さて、映画。

明代の頃、紫禁城から武術の秘伝書「葵花宝典」が何者かによって盗まれる。
秘伝書のもとの持ち主・崋山派の手によるものと判断した朝廷側は、取り戻すべく、軍勢を派遣。
一方、崋山派からは若き剣士リン(サミュエル・ホイ)が派遣される。
ここに秘伝書を巡る一大争奪戦が繰り広げられる・・・

といったところからはじまる物語で、その後、敵味方、果ては少数民族・苗族の女兵士などが入り乱れて、何が何やらわからない様相を呈してきます。

監督は『山中傳奇』などの武侠映画の巨匠キン・フー(胡金銓)が務めていましたが、製作のツイ・ハーク(徐克)が目指す、テンポのいい活劇と折り合わなかったのか、途中降板。
その後は、ツイ・ハークやチン・シウトン(程小東)ら完成させた・・・

そう聞くと納得で、出来上がった作品はまさにツイ・ハークの映画らしく、その場その場のアクション重視で、目まぐるしい展開で、落ち着いて観ていられない。
いやまぁ、そういう作品なのね、と思って観ていると、それはそれで面白い。

役者陣では、
サミュエル・ホイのヒーロー役は、イケメンだけれど、それほど味がないので、あまり目立たない。
良い者役を演じることが多いジャッキー・チュンが、朝廷側のこすからい官吏を演じていておもしろく、秘伝書を持ち逃げする終劇同様、いくつかの場面をさらっていきます。

女優陣では、
リンの弟弟子に扮するイップ・トン(別名 セシリア・イップ)のボーイッシュぶりも印象に残るが、苗族の女兵士たちの勇猛ぶりが目を引きます。

結果、この苗族に主役を移して、続編『女神伝説の章』、続々編『女神復活の章』がつくられることになります。

評価は★★★(3つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:11本
 外国映画 6本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 5本(うちDVDなど 0本)

旧作:2021年以前の作品:27本
 外国映画21本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画 6本(うち劇場鑑賞 0本)
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