『サニー 永遠の仲間たち』:全体的に垢ぬけなく、出たとこ勝負のストーリーテラー @DVD
先にDVD鑑賞した『怪しい彼女』に続いて、シム・ウンギョン主演の『サニー 永遠の仲間たち』、DVDで鑑賞しました。
この映画も日本でリメイクされており、そちらを先に鑑賞しています。
さて、映画。
ソウルで暮らすアラフォー主婦のナミ(ユ・ホジョン)。
暮らし向きには何不自由ないように感じていた。
が、ある日、入院中の母の見舞いに行った病院で高校時代の親友チュナ(チン・ヒギョン)と再会する。
しかし、チュナは末期のがん・・・
思い出すのは、高校時代のこと。
チュナ(カン・ソラ)をリーダーしたグループにいつしか仲間となったナミ(シム・ウンギョン)だったが、当初は、田舎からの転校生といっていじめられていたのだった・・・
といったところからはじまる物語で、その後、当時のメンバーを集める話は、リメイク版と変わらない。
なので、お楽しみは味付け。
いやぁ、やはり、若い頃のシム・ウンギョン、豚まんみたいだなぁ。
可愛いのは可愛いけど、垢ぬけないというか・・・
そういうキャラクターなので、罵詈雑言を言い放つエピソードはハマっている。
ですが、脚本はかなり乱暴。
出たとこ勝負的な感じで、いちばんそんな気がしたのは、クライマックスの葬儀のシーン。
「みんなで踊るのよ!」っていうのが、前振り不足。
彼女たち、別にダンスに情熱を注いでいたようにみえない。
こういうあたりが全編にあって、ワンシーンワンシーンは面白いのだけれど・・・っていう印象が残りました。
評価は★★★☆(3つ半)としておきます。
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2021年映画鑑賞記録
新作:2021年度作品:11本
外国映画 6本(うちDVDなど 0本)
日本映画 5本(うちDVDなど 0本)
旧作:2021年以前の作品:29本
外国映画23本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
日本映画 6本(うち劇場鑑賞 0本)
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この記事へのコメント
本国では、「全斗煥政権のとき(80年代)はあんな感じだったねぇ」と感じているのでしょうね。日本のリメイク版の方が時代が後なので、世相的にもおしゃれ度は数倍アップしていると思います。