『ぶあいそうな手紙』:手紙に至るまでが少々まだるっこしいね @DVD

ぶあいそうな手紙.jpg

昨年7月公開のブラジル映画『ぶあいそうな手紙』、DVDで鑑賞しました。
原題は「AOS OLHOS DE ERNESTO」、エルネストの眼を通して。
日本語タイトルとは、少々意味合いが異なりますね。
さて、映画。

ブラジル南部の街・ポルトアレグレにひとりで暮らす老齢のエルネスト(ホルヘ・ボラーニ)。
頑固な上にほとんど目が見えない。
そんな状況を憂慮して、息子は「アルゼンチンのブエノスアイレスに来て一緒に暮らそう」と提案するが、亡き妻と長年暮らした自室を離れることが出来ないでいる。
そんなある日、故郷ウルグアイから手紙が届く。
が、自身はほとんど目が見えないので読めず、代読者を探すが、スペイン語で書かれているため、ネイティブがポルトガル語のブラジル人には読むことが出来ない。
そうこうしているうち、同じアパートメントで伯母の飼い犬の散歩を請け負っているという若い娘ビア(ガブリエラ・ポエステル)と知り合い、彼女に代読を頼むことにし、あわせて身の回りの世話も頼むようになった・・・

といったところからはじまる話だが、書いたあたりがだいたい中盤。

手紙の内容は、旧友の妻からのもので、その旧友が先ごろ他界したという内容。
若い時分から三人で青春時代をおくった関係。
ビアは、旧友の妻(未亡人)に返事を書くことを提案し、しぶしぶ書き始める・・・と展開する。

こんなラヴレターめいた手紙が「ぶあいそうな手紙」というのは、どういうことかしらん? と、かなり日本語タイトルは捻ったもので、たしかに「ぶあいそうな手紙」なんだけれど、あまり的確なタイトルではないような。

映画的には悪くないのだけれど、ビアに手紙を読んでもらうまでの状況説明描写がまだるっこしく、もう少しテンポが出ればよかったのに、と思いました。

エルネスト役のホルヘ・ボラーニは、東京国際映画祭グランプリ作品『ウィスキー』のひとで、滋味もあり、上手い。
ビア役のガブリエラ・ポエステルは、ちょっと妙な顔をしているのだけれど、それはそれで微妙な魅力もあります。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:15本
 外国映画 7本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 8本(うちDVDなど 2本)

旧作:2021年以前の作品:46本
 外国映画32本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 4本)
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この記事へのコメント

2021年05月24日 12:54
こんにちは。
ビアの役は、少年が演じることが多いような設定だったと思うのですが、「大人になり切れない」という意味では適切だったのかもしれませんね。
私も、「ぶあいそうな」というタイトルにイマイチしっくりきておりません。
りゃんひさ
2021年05月24日 20:04
>ここなつさん

あ、そうですね。ビアの役、少年という設定もありですね。そちらのほうがよかったかも。
ぷ~太郎
2021年05月25日 16:09
観た人が良かったと言ったので観ましたが、う~ん、私にはいまひとつでした。確かにいい作品だし面白さもあるのですが、前半が抑揚に欠け長い。疲れていたので寝そうになりました。
りゃんひさ
2021年05月25日 22:48
>ぷ~太郎さん

あ、そうですね。疲れていると、前半、寝てしまうかも・・・