『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』:マリ・イラストリアス、登場! @DVD

エヴァンゲリオン破.jpg

しつこく「エヴァンゲリオン」シリーズです。今回は、リビルド版第2作目『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。
「序」がテレビシリーズの再構成・前半部分の総集編のようだったのですが、2作目にきて、新たな展開。
テレビシリーズから離れはじめます。

「ヤシマ作戦」にて第6使徒を殲滅したネルフとエヴァンゲリオン。
そのころ、ネルフ北極支部で保管していた第3使徒が覚醒、マリ・イラストリアスが搭乗したエヴァンゲリオン仮設5号機が、エヴァもろとも撃滅。
一方、父ゲンドウと、母ユリの墓参りを終えたシンジ。
帰途、第7使途が出現。
パイロットのいないエヴァであったが、アスカ・ラングレー搭乗のエヴァンゲリオン弐号機の活躍により殲滅・・・

といったところから始まる物語は、テレビシリーズの踏襲と思わせておいて、エヴァ参号機の登場(搭乗員はアスカに変更)により、物語は一気に加速。
本作最終盤ではサード・インパクトが起こってしまう、という怒涛の展開。
かなり目まぐるしいのだが、それを一気に魅せてしまう力業は並大抵では出来ない。

興味深いのは、テレビシリーズで登場したのと同じカットを使用して(もちろん新たに描き起こされているが)、別の意味合いを持たせている点。

この手法、抜群のセンスの良さを感じさせるのだけれど、それが故に、テレビシリーズの記憶とごっちゃになりやすく、テレビシリーズの設定からの変更点がわかりづらくなったかもしれません。

テレビシリーズ及び旧劇場版の設定から大きく乖離していくので変更点を挙げても仕方がないのかもしれないが、

マリ・イラストリアスの登場。
エヴァ参号機の搭乗員を、鈴原トウジからアスカに変更。
使徒に浸食されたアスカ搭乗のエントリープラグが、シンジのエヴァ初号機により噛砕かれ、アスカは瀕死の重傷を負う。
ダミープラグの搭乗要員として多数複製培養されていたレイの描写がない。
第10使徒と融合したレイとエヴァ初号機によりサード・インパクトが引き起こされる。
渚カヲルの正体は不明、エヴァ初号機により握殺されない。

などがあります。

たぶん、最も大きいのは、マリ・イラストリアスの登場で、最終的にはシンジを救う菩薩的存在となるのだけれど、庵野秀明における妻・安野モヨコのメタファー的存在と位置付けることが出来るでしょう。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:22本
 外国映画11本(うちDVDなど 2本)
 日本映画11本(うちDVDなど 2本)

旧作:2021年以前の作品:55本
 外国映画37本(うち劇場鑑賞 3本)
 日本映画18本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
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