『バクラウ 地図から消された村』:まだるっこい描写が続いて辟易の異色作 @名画座2本立て

バクラウ.jpg

昨年11月公開の『バクラウ 地図から消された村』、名画座2本立てで鑑賞しました。
カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員賞を受賞した異色作(だそうな)。
さて、映画。

ブラジルの寒村バクラウ。
村の女長老が死去し、葬儀のために久々に帰郷したテレサ(バルバラ・コーレン)。
バクラウでは水資源をめぐって隣の中核都市と争っている。
そのため、村には水がない。
隣街は折しも選挙戦。
現職の町長が再出馬しており、選挙活動でバクラウを訪れるが村民は誰一人として表へ出ない。
そんな中、夜、村はずれの牧場から多数の馬が逃げ出す事件が起こった。
翌朝、村人が牧場を訪れると、牧場の一家は皆殺しにされていた・・・

と言ったところから始まる物語だけれど、ここへ行きつくまでがかなり長い。
それまでに、上空を飛びまわる円盤状の物体や、見るからに怪しいよそ者の男性(ウド・キア)や、女長老の葬儀の場で錯乱して罵りまくる老女医(ソニア・ブラガ)などが登場し、とにかくまとまりがない。

牧場の一家は皆殺し事件が発覚してから、「ははん、これはマンハンティング(人間狩り)の映画なのね」と気づくが、その手の映画は、古くは『猟奇島』などでもおなじみの題材で、それほどの目新しさもない。
また、マンハンティング映画だと、狩られるものからの逆襲が定石で、この映画でも、まぁそのとおりに進む。

バクラウの村民も、奇妙と言えば奇妙だが、それほど奇天烈というほどでもなく、外界から隔絶して独自の伝統文化を形成している・・・といった驚きもなく、まだるっこい描写が続いて辟易した、というのが正直のところ。
131分って長すぎると思うけどなぁ・・・ 80分ぐらいにまとめてほしいなぁ。

評価は★★(2つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:21本
 外国映画11本(うちDVDなど 2本)
 日本映画10本(うちDVDなど 2本)

旧作:2021年以前の作品:49本
 外国映画35本(うち劇場鑑賞 2本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 4本)
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