『パリの調香師 しあわせの香りを探して』:フランス調香師版『ドライビング Missデイジー』っていったところ @DVD

パリの調香師.jpg

ことし1月に公開されたエマニュエル・ドゥヴォス主演のフランス映画『パリの調香師 しあわせの香りを探して』、DVDで鑑賞しました。
エマニュエル・ドゥヴォスといえばアルノー・デプレシャン監督のミューズ。
ミューズだけれど、美しいかどうかは個人次第。
さて、映画。

パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしている調香師のアンヌ(エマニュエル・ドゥヴォス)。
かつてはディオールなどで数々のヒット作品を生み出していたが、現在はエージェントから紹介される企業や役所向けの仕事が主。
そんなある日のこと、ギヨーム(グレゴリー・モンテル)という運転手を雇うこととなった。
運転手以外の仕事にも厳しい要求を出すアンヌに、これまで、何人もの運転手が逃げていった。
要求は厳しいが、ギヨームにも引き受けざるを得ない理由があった。
それは、離婚して元妻との間で娘の親権争いをしており、定職がなければ親権を手放さざるを得ないからだった・・・

といったところからはじまる物語で、アンヌとギヨームの間は当然のことながらはじめのうちはギクシャクしているが、そのうち、ギヨームの真摯さと嗅覚の鋭さから、アンヌも心を開くようになり、現在の立場にいるのは、4年前に突発性の嗅覚障害に陥ったからだと打ち明ける。
そして、再び香水を作りたいという思いを強くしたアンヌだったが、突然、嗅覚をまた失ってしまう・・・

と、アンヌ中心にあらすじを書いたが、全体の印象としては、ギヨームの方に重点が置かれていて、観ている方としては、ちょっと映画に入り込みづらいし、ギヨームの物語にはあまり起伏がなく、映画としては平板な印象を残すものとなった。

観終わってすぐ思い出したのは『ドライビング Missデイジー』。
頑固な依頼主と朴訥な運転手の関係が似ていると思ったからだろうね。

鑑賞してからしばらくすると、やっぱり印象が薄れてしまうのも似ているかな。

評価は★★★(3つ)としておきます。

------------------
2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:56本
 外国映画34本(うちDVDなど15本)←カウントアップ
 日本映画22本(うちDVDなど 7本)

旧作:2021年以前の作品:79本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞 4本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
------------------

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

ぷ~太郎
2021年11月05日 18:55
結構期待して観たのですが、りゃんひささんの言う通り、映画に入り込み辛いし、あまり印象に残らない作品ですかね。ちょっと面白いところもあるのですが、残念でした。
りゃんひさ
2021年11月06日 22:11
>ぷ~太郎さん

主役のおじさんが、個人的にはどうもねぇ、って感じでした。