『ラスト・ボーダー』:ミカ・カウリスマキ版『マッド・マックス』か? @DVD

ラスト・ボーダー.jpg

1993年製作のミカ・カウリスマキ監督作品『ラスト・ボーダー』、買い置き中古DVDで鑑賞しました。
はじめにスタッフ・キャストの紹介。
監督のミカ・カウリスマキは、アキ・カウリスマキの兄ですが、弟と比べて少々つかみどころがないタイプ。最新作『世界で一番しあわせな食堂』は過日、DVDで鑑賞しました。
主演のジョリオン・ベイカーは『幻の城/バイロンとシェリー』に出演しているようですが、あまり活躍作がありません。
敵役にはユルゲン・プロフノウ。『Uボート』が印象に残っています。
そのほか、ミカ・カウリスマキ作品でおなじみのマッティ・ペロンパーがコミックリリーフで出演しています。
さて、映画。

西暦2009年、核戦争によって地球の大半は汚染され、人類の生存圏は北極圏に残されただけだった。
しかし、そこはデュークと呼ばれる男(ユルゲン・プロフノウ)に支配された荒廃した世界だった。
ある日、デュークが支配する町にひとりの男が連れてこられる。
男の名はジェイク(ジョリオン・ベイカー)。
軍を脱走した身で、逃亡用にデュークのバイクを盗んだことで、デュークからも追われる羽目になる。
ジェイクが逃げ込んだ先は、魔女と呼ばれる老女占い師のあばら家で、ジェイクは老女から、「お前は未来を拓く希望のひと、ホーク」だと告げられる・・・

といったところからはじまる物語で、その後、デュークに囚われていた若い女性(ファニー・バスティアン)の逃亡、ジェイクとの遭遇などがあって、最終的にはデュークとの対決と相成る。

まぁ、70~80年代によくみられたディストピアSFの一種だけれど、とにかく安っぽい感じが全編を覆っていて、うすら寒い。
フィンランドで撮られたと思しきロケーションのいくつかにはいいシーンもあるのだけれど、安っぽさはぬぐい切れない。
美術デザインなどは『マッド・マックス』の影響か、バイクと荒くれコスチュームで、そこいらあたりも安っぽい雰囲気。

最大の欠点はミカ・カウリスマキの演出で、まだるっこしくって、まだるっこしくて。
アクションシーンも迫力がない。

評価は★★(2つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:53本
 外国映画31本(うちDVDなど13本)
 日本映画22本(うちDVDなど 7本)

旧作:2021年以前の作品:79本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞 4本)←カウントアップ
 日本映画25本(うち劇場鑑賞 5本)
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