『ハンガー』:耽美的ファンパイア映画を代表する1本 @DVD

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1983年製作のイギリス映画『ハンガー』、買い置きDVDで鑑賞しました。
監督は、後に『トップガン』『トゥルー・ロマンス』などを撮るトニー・スコット
初公開時にも観ています。
さて、映画。

80年代米国ニューヨーク。
ロックミュージックが響く深夜のクラブ。
少々場違いな黒ずくめのスタイリッシュな男女のカップル、ミリアム(カトリーヌ・ドヌーヴ)とジョン(デイヴィッド・ボウイ)。
ふたりは若い男女を誘い出すと、古風なアパートメントの一室に招き入れ、おもむろに首から下げた十字架に似た短剣で若いふたりを殺し、血を啜る。
ミリアムとジョンは、永遠の生命を得たヴァンパイアだった。
しかし、ジョンは若さを保つことが難しくなってきた。
それは、ミリアムから得た生命で、時が経てば、老いさらばえてしまうのだった・・・

といったところからはじまる物語で、老いが訪れたジョンは生命科学・老化研究をしているセーラ博士(スーザン・サランドン)のもとを訪ねるが、その間にもどんどんと老化が進んでいき、遂には、枯れ果てて、それでも死ねないまま、ミリアムが用意した棺に安置されてしまう。

ここまでがおおよそ半分。

ブルーブラックを基調としたスタイリッシュな画面で、ドヌーヴとボウイの美しさを引き出すアップ&ズーム。
映像の美しさは特筆すべきところ。
また、フラッシュバックやカットバックを用いて、スピーディに展開するのは、後のトニー・スコット作品を予感させます。
ただし、その分、少々わかりづらいところもあるんだけれど。

ジョンの後釜、永遠のパートナーとして、次にミリアムが白羽の矢を立てたのはセーラ。

セーラをベッドに誘い、遂にはヴァンパイアにするための血の交換のシーンは、エロティシズム溢れるシーン。

終盤は、意に反してヴァンパイアとなってしまったセーラの復讐譚なのだが、棺に眠った生きる屍と化したミリアムのパートナーたちが蘇るが、少々安手のゾンビ映画風で残念。

40年ほど前の作品なので、主要人物3人が若くて美しいのが感興を呼びます。

耽美的ファンパイア映画を代表する1本ですね。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:69本
 外国映画42本(うちDVDなど17本)
 日本映画27本(うちDVDなど10本)

旧作:2021年以前の作品:106本
 外国映画76本(うち劇場鑑賞 6本)←カウントアップ
 日本映画30本(うち劇場鑑賞 8本)
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