『インヘリタンス』:30年に渡る監禁事件!ってビックリするのはそこだけ @DVD

インヘリタンス.jpg

ことし6月に公開された『インヘリタンス』、DVDで鑑賞しました。
レンタルショップのサービスデイ、ドラマ系の作品ばかりを選んだので、1本ぐらいはサスペンス系を、といった感じでピックアップ。
劇場未公開かと思っていたのですが、ロードショウ公開されていたんですね、知らんかったわぁ。
さて、映画。

米国の政財界に大きな影響力を持つ銀行家アーチャー・モンローが急死。
莫大な遺産は遺された妻とふたりの子どもが相続することとなった。
妻キャサリン(コニー・ニールセン)と議員で弟のウィリアム(チェイス・クロフォード)は莫大な遺産を相続したが、検事を務める長姉ローレン(リリー・コリンズ)は、ふたりに比べると20分の1ほどの少なさだった。
しかし、ローレンにはその他に謎の鍵とビデオレターが遺されていた。
ビデオレターのメッセージに基づき、豪邸の自宅裏庭を探索すると、地下室へと通じる扉があり、鍵はその地下室への扉を開くものだった・・・

といったところからはじまる物語で、地下室の扉を開けると、中には鎖に繋がれた男(サイモン・ペッグ)を発見、男はモーガン・ワーナーと名乗り、アーチャーによって30年間も監禁されていたと告げる・・・と展開する。

新手の監禁サスペンスなのだが、面白いようで面白くない。
面白い、というのは、そこそこ飽きずに観ていられるということで、この謎の男が監禁されていた理由が徐々に明かされるから。

とは言っても、監禁されていた理由は、男が話したものとそれほど変わらず(いくぶん隠しているところはあるが)、なんだか拍子抜け。
まぁ、監禁という行為に至るほどアーチャーの憎悪を掻き立てたことはわかるが、それにしても30年は長すぎるんじゃない。
くたばらないのに業を煮やして、途中で殺したりするんじゃないかなぁ、なんて思う。

後半になって、ローレンを絆した男は地下室から解放されるのだけれど、その後の展開にもヒネリがない。

これならば、地下室に白骨化した死体があり、その謎をローレンが探り、驚愕の事実が判明する・・・みたいなストーリーの方が、B級映画的でよかったのではないかしらん。
あ、それだと、フツーの2時間サスペンスか。

なお、汚職事件が絡んでくるのだけれど、それも物語的には活かされているとは言い難く、さらに、ローレン演じるリリー・コリンズがタフさに欠け、どうにも検事に見えないのも致命傷。

ガッカリな一編でした。

評価は★★(2つ)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:73本
 外国映画46本(うちDVDなど18本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど10本)

旧作:2021年以前の作品:112本
 外国映画82本(うち劇場鑑賞 8本)
 日本映画30本(うち劇場鑑賞 8本)
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