『ローズメイカー 奇跡のバラ』:瓢箪から駒、雑種から最上種 @DVD

ローズメイカー.jpg

2021年5月公開のフランス映画『ローズメイカー 奇跡のバラ』、DVDで鑑賞しました。
大晦日の夜に観たので、これが2021年の観納め作品でした。
さて、映画。

フランス郊外で父親が遺した小さなバラ園を営むエヴ(カトリーヌ・フロ)。
かつては、交配による新作を発表し、コンクールでいくつもの賞を手にしてきた育種家だが、近年は大企業経営のバラ園に押されて資金繰りが苦しい。
ことしのコンクールでは個別のブースを用意できなかった。
倒産の危機が迫る中、立て直しのために新たな労働力を雇入れたいが、資金的に苦しい。
そこで助手のヴェラ(オリヴィア・コート)は、社会復帰プログラムの一環として元受刑者ら3人を雇い入れることにした。
フレッド(メラン・オメルタ)、サミール(ファッシャ・ブヤメッド)、ナデージュ(マリー・プチョー)の3人。
給与は格安ではあるが、いずれも素人。
さてさて、バラ園再建計画は上手くいくのか・・・

といったところからはじまる物語で、まぁ定石的なはじまり方。

なのだが、次の展開ですっこけてしまいました。

新作のバラをつくる!と決意したエヴ。
だが、交配に必要な品種を所持しているのは、大手ライバル・バラ企業だけ。
手に入れるには、盗み出すしかない!

って、ギャグでしかなく、あっという間に気持ちが離れていきました。

観たかったのは、ベテラン育種家が素人3人相手にじっくりバラづくりを教えつつも、ベテラン故に気づかなかった視点を素人がもっていて、それが新作バラの生産に寄与する・・・みたいな感じの物語。

苦労して盗み出して生産した新作は気候変化に弱かったようで、品質はバラバラ。
3人が練習として育てていた自然交配種の中から素晴らしい新種が出来て・・・って、瓢箪から駒、のような展開で、なんだか説得力に欠けるなぁ。
また、バラづくりで全員が変わっていくあたりも、フレッドの鋭敏な嗅覚が発見され・・・という、これまた、瓢箪から駒みたな感じ。

全体的に、定石的で安易な物語でした。

付け加えると、カトリーヌ・フロが別人のような強面になっていて、これまた魅力減でした。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:74本
 外国映画47本(うちDVDなど19本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど10本)

旧作:2021年以前の作品:113本
 外国映画82本(うち劇場鑑賞 8本)
 日本映画31本(うち劇場鑑賞 9本)
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