『アンノウン・ボディーズ』:謳い文句は面白いけどね @DVD・レンタル

アンノウン・ボディーズ.jpg

TSUTAYAの飛びぬけアワードで先月プッシュしていた『アンノウン・ボディーズ』、DVDレンタルで鑑賞しました。
よく行くショップでは数枚あるディスクが常に貸出中。
「同時に発見された6人の首なし死体。事件を追う2人の刑事は、深く暗い泥沼に迷い込む」という謳い文句も扇情的。
原題はオランダ語で「Het Tweede Gelaat」、意味は「第二の顔」。
ま、それがわかると自ずと犯人の目星もつくというような、ベルギー映画ですが・・・
さて、映画。

ある日、6人の女性の死体が同時に見つかったベルギーの地。
被害者はすべて女性で、一様に、全裸で血を抜かれて指紋は検出できないように酸で焼かれていた。
さらに、憂慮すべきは、頭部が切断され、持ち去られていたこと。
部局トップも近い冷静沈着なフィンケ(ケーン・デ・ボーウ)と部下のはみ出し刑事フレディ(ヴェルナー・デ・スメット)とが臨場するが、事件現場近くで、記憶を失ったという女性リナ(ソフィー・ホーフラック)という女性が発見される。
彼女は、犯人のもとから逃げて来たと証言をするが、フィンケらは彼女が薬物の影響下にあったことから相手にしない。
独自捜査で彼女に接近するフレディだったが、いつしか彼女の魅力の虜になってしまう・・・

というところから始まる物語で、いっちゃあ悪いが、自分が書いたあらすじのほうが面白い。
ま、言い過ぎなのだが、とにかく映画の語り口がヘタクソすぎて、観客をどこへリードしたいのかがわからない。

ミステリーとは「謎の、謎解き」の面白さもあるが、「どれが謎か」「どれが重要か」というリーディングが重要で、2時間なり2時間、監督の手に委ねられる映画は特に「リード」が重要。

その意味ではこの映画、ダメ度が高く、犯人の目星は巻頭まもなくついてしまう。
なので、それの目くらまし(ミスリード)が重要なのだが、ヨーロッパ広域警察のプロファイラーに安易に頼り、かつ、捜査方針が一貫しない。
とにかく、怪しいと思われる容疑者に、怪しいのではないかしらん?なレベルで集中捜査し、その根拠が不十分なので、「あれれ、あのひと、どうなのよ・・・」って感じは拭い去れない。

さらに、観客お楽しみのエロティックシーンを無駄に長く挿入し、これにより、主役がバカに見えるということにもなっている。

というわけで、やっぱりダメダメな映画。
「飛びぬけアワード」のことを、わが妻は「ぶっ飛びアワー」と誤読してましたが、ぶっ飛びレベルの作品が多いようで・・・

評価は★★(2つ)です。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:55本
 外国映画46本(うちDVDなど 7本)←カウントアップ
 日本映画 9本(うちDVDなど 1本)

旧作:2019年以前の作品:60本
 外国映画46本(うち劇場鑑賞12本)
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 3本)
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