『ターミネーター:ニュー・フェイト』:問題続出のシリーズ最新作(ネタバレ) @ロードショウ・シネコン

ターミネーターニューフェイト.jpg

ジェームズ・キャメロンとゲイル・アン・ハードが生み出した『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』、ロードショウで鑑賞しました。
第1作から『ターミネーター3』までは観ましたが、その後の作品は観ていません。
今回は『ターミネーター2』の「正統な続編」となんだか胡散臭い謳い文句がついているが、やはり気になってしまう・・・
さて、映画。

メキシコシティの自動車工場で働く若き女性ダニー(ナタリア・レイエス)は、ある日突然、未来からやって来た殺戮ロボット・ターミネーターに襲われる・・・

といったところから始まる物語は、ほとんど第1作のストーリーそのまま。
だが、そこへシリーズの原点ヒロイン、サラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を絡ませ、さらに第2作で悪者から善玉に寝返ったターミネーターT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)を登場させるために仕掛けたのは・・・

えええ!
書いてしまうが、冒頭で、スカイネット起動後の人類のリーダー、ジョン・コナーがT-800にあっさりと殺されてしまう。
スカイネットの起動を阻止し、「存在しない」未来から送り込まれたT-800に・・・

と、のっけから頭を抱えてしまう物語で、SF的な最大の興味タイムパラドックスはあっさり無視かい!

なので、その後の展開は、もうどうでもよろしい。
ひたすらアクションを愉しめばいいのね、と関心事項を切り替えたが、アクションシーンの多くが暗いシーンばかりで、観ていてよくわからない。
こりゃ、80年代のチープ特撮を暗いシーンで誤魔化すという、あの手法にオマージュを捧げているかしらん。

復讐の鬼と化したサラ・コナーが再びT-800と出逢うが、うーむ、殺戮マシンが老けているとは・・・
スカイネットから解放されたT-800が人間になろうと努力して・・・とは、どういうことか。
ミッションコンプリートで目的を喪ったロボットがヒューマン化?
「存在しない」未来から送り込まれたことに疑問を持ってほしいぞ、老T-800。

さらに、ダニーが襲われる理由にヒネリがない。
というか、襲われたから、未来でリーダーになろうと決意したのでは?
鶏・卵のどっちが先か的なハナシだ。

と、申し訳ないぐらいネタバレでレビューしてしまったが、あまりいいところのない最新作でした。

『ターミネーター2』で発生したタイムパラドックス(スカイネットが阻止されたら、ジョン・コナーの父親になる人物がやって来ない)に一応SF的解決を試みた『ターミネーター3』を見直してみようかしらん、と思ったほどでした。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:97本
 外国映画73本(うちDVDなど16本)←カウントアップ
 日本映画24本(うちDVDなど 7本)

旧作:2019年以前の作品:78本
 外国映画53本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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