『テルアビブ・オン・ファイア』:民族間対立を背景にゲラゲラ笑わす秀作 @ロードショウ・単館系

テルアビブ・オン・ファイア.jpg

イスラエル人とパレスチナ人との対立をモチーフにした『テルアビブ・オン・ファイア』、ロードショウで鑑賞しました。
窓口に1時間半以上前に到着したのですが、上映回数が少なく、座席数も少ないので、前方にわずかしか席は残っていませんでした。
また出直すのも面倒なので、前から3列目での鑑賞。
最終的には満席になっていました。
さて、映画。

パレスチナの人気ソープドラマ『テルアビブ・オン・ファイア』。
第三次中東戦争前夜を舞台にした、パレスチナ人女性スパイを主人公にした物語で、パレスチナ人の活動家とイスラエル人将校との間で揺れ動く波乱万丈の恋愛劇。
その製作現場で働き始めたパレスチナ人青年サラーム(カイス・ナシェフ)。
プロデューサーである伯父のコネで、ヘブライ語のチェックという役割。
けれども、毎日通る検問所で、イスラエル軍の検問所主任軍人のアッシ(ヤニブ・ビトン)から、事もあろうか脚本家と間違えられしまう・・・

といったところからはじまる物語で、ひょんなことから脚本を書く羽目になったサラームはドラマと同じく、イスラエルとパレスチナの間で板挟みになり、そこへ心を寄せる女性との恋愛が絡み・・・と展開する。
イスラエル軍人アッシとパレスチナのドラマ制作陣との間で、件のドラマは先が読めない展開となっていく・・・
と、民族問題を背景にして、『ラジヲの時間』ばりのコメディが展開されます。

とにかく、面白い。
ドラマのラストがどうなるか、サラームの恋愛がどうなるか、その前にサラームの生命が無事なのか、と関心事が目白押し。
最後まで、どうなるのかのハラハラと、ハハハハハ、ゲラゲラが続きます。

ルクセンブルク、 フランス、イスラエル、ベルギーの合作だが、米国製コメディ以上に洗練された感じ。
社会問題に対する意識もかなり感じるけれど、背景に疎くとも、面白く観れると思います。
背景を知っていれば、さらに面白いことでしょう。

なお、ドラマの主人公を演じるのは『灼熱の魂』のルブナ・アザバル
どこかでみた女優さんだと思っていました。

評価は★★★★(4つ)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:102本
 外国映画75本(うちDVDなど16本)←カウントアップ
 日本映画27本(うちDVDなど 9本)

旧作:2019年以前の作品:79本
 外国映画54本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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