『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』:「素晴らしき哉、イタリア式大家族」または「イタリア式金婚式」 @DVD・レンタル

家族にサルーテDVD.jpg

初夏にロードショウされた『家族にサルーテ!イスキア島は大騒動』、DVDで鑑賞しました。
原題は「A CASA TUTTI BENE」、この素晴らしき一家・・・というぐらいの意味かしらん。
さて、映画。

結婚50年目を迎えたピエトロ(イヴァノ・マレスコッティ)とアルバ(ステファニア・サンドレッリ)。
三人の子どもたちに加えて甥姪たちを、金婚式の祝いに自宅のあるイスキア島に招待した。
総勢20名を超える大家族。
式もパーティも一通り終えたところが、暴風のため本土へ渡る船が欠航。
皆、島で過ごす破目になってしまう・・・

というところから始まる物語で、監督は『幸せのちから』『パパが遺した物語』などをハリウッドでも撮ったガブリエレ・ムッチーノ、故郷イタリアでの久しぶりの映画。

とにかく登場人物が多く、その上、誰もがみんなしゃべりっぱなしなので、始まって30分ぐらいは、誰が誰やらよくわからない。
ここで、もういいや、と投げ出してしまうかもしれないが、この手の群像劇では、誰だっけ?ってことはよくあるので、我慢するのがよろしい。
ポスターにも掲載されている大テーブルを囲んでのシーンで、おおよその人間関係がつかめます。

ピエトロとアルバには三人の子ども。

長男はバツイチで、今回の式には、前妻も招待されている。
前妻が思春期の娘を引き取り、娘は彼氏を伴っている。
二番目の妻は、前妻が来ていること自体も気に入らない上に、夫が前妻と話したりするのも超ストレスを感じている・・・

長女は、長男とともに両親のレストラン経営を引き継いで、今回の式ではパーティの準備やなにやで前乗りしている。
夫はパリで会合があるので、式が終わればすぐさま空港に向かいたいらしいが、どうも、会合ではなく、密会らしい・・・

二男は作家だが、それほど売れているわけではない。
妻子もいたが別れて、いまは独り。
今回の式にも参加している従妹が幼い頃の初恋の相手のようで、その彼女が、夫と上手くいっていないことから深い仲になってしまう・・・

そこへピエトロの妹のふたりの子ども夫婦が加わっていて、
長兄は認知症を患っていて、弟は素行不良で、かつてはピエトロが経営していていたレストランで働いていたが、いまは安月給の公務員、借金で首が回らない・・・

って感じで人間関係は掴めるはず。
そうすると、イタリア映画らしい面白さを感じられるようになります。
とにかく、全員がよくしゃべる。
人間関係は、割と簡単に、しっちゃかめっちゃかになる。
けれども、収まるべくところに収まる感じで終結を迎え・・・
すべてのひとびとが幸せな結果になるわけではないが、それも又よし、それも人生よ。

「家族にサルーテ」というタイトルはわかったようでわからないが(サルーテというのは、イタリア語で乾杯の意味だけれど)、「素晴らしき哉、イタリア式大家族」もしくは「イタリア式金婚式」という60年代風のタイトルの方がよくわかるかも。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2019年映画鑑賞記録

新作:2019年度作品:117本
 外国映画88本(うちDVDなど21本)←カウントアップ
 日本映画29本(うちDVDなど10本)

旧作:2019年以前の作品:81本
 外国映画56本(うち劇場鑑賞14本)
 日本映画25本(うち劇場鑑賞10本)
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