『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』:後半ダダ崩れで、テレビシリーズのスペシャルみたいになっちゃったね @DVD

ドクター・デス.jpg

緊急事態宣言下でのGW。二年連続ですね。4月に引き続き、DVD鑑賞です。
はじめに観たのは『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』。
昨年11月の公開でした。
さて、映画。

雨の降る中、ひとりの少年が110番通報してくる。
「悪いお医者さんがパパを殺した・・・」
いたずらかもしれないが、という懸念の中、警察が駆け付けた現場は、父親が長らく自宅で終末期治療を続けていた貧しい家庭だった。
捜査にあたった捜査一課の犬養(綾野剛)と高千穂(北川景子)は、少年が言っていた医者は、闇サイトで「ドクター・デス」と名乗る終末期患者を安楽死させる医者だった・・・

といったところから始まる物語で、近頃映画でよく取り上げられる終末期医療を題材にしたサスペンス。

捜査する中で、被害者遺族たちは口をそろえて、ドクター・デスに感謝しているというが、重度の腎障害を患い闘病を続けている幼い娘を持つ犬養にとっては、「ただの薄汚い人殺し」にしか思えない。
捜査が進行するうち、ドクター・デスに随伴している女性看護師(木村佳乃)の身元が判明。
現在は、東京近郊の養鶏場に努め、男に伴い、男が差し出す鎮静剤を注射していただけ・・・といって泣き崩れる・・・

と展開する。
この中盤まではかなり面白く、被害者遺族たちから得た複数の似顔絵を並べ、「男」の顔を割り出すあたりは、サスペンスも上々で、件の男(柄本明)を連行し・・・といったあたりから、物語的には腰砕けになってしまう。

真のドクター・デスはミスリードも上手くできているのだけれど、終盤は平凡なサイコサスペンスに堕しており、特に、犬養の娘を拉致するあたりからは、テレビドラマ並の「犯人=悪、警察=善」のわかりやすい展開で、映画としての面白さに欠けます。

娘を拉致するにあたっても、もうひとひねり欲しかったですね。
(たとえば、犬養の目の前で犯人が安楽死をするのをみせるためだった、とか)

この終盤がダダ崩れなので、評価はあまりよくできません。

それにしても、副題の「BLACK FILE」って何かしらん。
犬養と高千穂をコンビにしてテレビシリーズにでもするつもりだったのかなぁ。
そういえば、オープニングタイトルが、テレビシリーズっぽいぞ。

評価は★★☆(2つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:12本
 外国映画 6本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 0本)

旧作:2021年以前の作品:37本
 外国映画28本(うち劇場鑑賞 1本)
 日本映画 9本(うち劇場鑑賞 2本)←カウントアップ
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