『わたしは光をにぎっている』:ややまだるっこいが、印象的なショットも多く、悪くない @DVD

わたしは光をにぎっている.jpg

2019年11月公開の日本映画『わたしは光をにぎっている』、DVDで鑑賞しました。
主演は松本穂香。
監督は『四月の永い夢』『静かな雨』などで地道に注目を集めている中川龍太郎
鑑賞するのは、本作がはじめてです。
さて、映画。

長野県で湖畔の宿を祖母と切り盛りしていた孫娘・澪(松本穂香)。
祖母が働けなくなり、宿は閉めることになった。
ひとり残された澪は、亡き父の古い友人で、東京の下町で古い銭湯を営んでいる三沢(光石研)のもとに身を寄せることになった。
人づきあいが苦手な澪であったが、ちょっとしたきっかけで、同じ下町にある古い映画館で映写技師をしている青年(渡辺大知)らと知り合うことになった。
青年は、古くからの町の姿を商店街を中心に8ミリフィルムで撮っていた。
というのも、まもなくこの界隈が区画整理で取り壊されてしまうからだった・・・

という話で、物語として、これ以上の大きな展開はない地味なもの。

中川龍太郎監督は長廻しを中心にして、じっくりと撮っており、演出方法としては悪くない。
が、ロングショットが多く、登場人物の表情が読み取れない場面も少なくない。
(祖母役が樫山文枝だったことに気づいたのは、エンドクレジットが出てから)

また、説明的な部分を排除しているので、状況がつかみづらいところもある。

ですが、8ミリフィルムで撮られたと思しき町の風景ショットや、ドローンによる湖の俯瞰ショットなど印象的なショットが多く、この手の作品が好きなので、そう悪い点数はつけられません。

なお、古い商店街は京成立石近くの商店街、銭湯の伸光湯は清瀬市(すでに廃業)、内部は別の銭湯でもロケしているもよう。

評価は★★★☆(3つ半)としておきます。

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2021年映画鑑賞記録

新作:2021年度作品:12本
 外国映画 6本(うちDVDなど 0本)
 日本映画 6本(うちDVDなど 0本)

旧作:2021年以前の作品:45本
 外国映画31本(うち劇場鑑賞 1本)←カウントアップ
 日本映画14本(うち劇場鑑賞 4本)
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